【認定NPO法人Dialogue for People(ダイアローグ フォー ピープル/D4P)】世界の「無関心」を「関心」に変えるフォトジャーナリストの安田菜津紀、佐藤慧が所属するメディアNPOです。戦争や差別、貧困などの社会課題について、様々な形で伝え、また、その解決に向けて行動を起こすきっかけをつくることを目指し、活動を行います。
Dialogue for People
#取材短報 ▶︎水俣取材から見える植民地支配の暴力―鉄道工事犠牲者碑に刻まれた朝鮮人労働者の名前 敗戦前、「強い国」「強い経済」を大義に掲げ、チッソや関連企業、そして政府が「共犯関係」となり、植民地支配を拡大していきました。それは常に、「犠牲にしてもいい」と見なされた人々の上に成り立ってきたものです。 (本文抜粋) 10月に掲載した記事、『チッソの加害は植民地から引き継がれた―水俣と朝鮮、暮らしから見えるその歴史』では、水俣病の原因企業であるチッソの加害が、植民地から地続きであったこと、チッソのような企業を利用した日本政府の責任などについて、少年時代を朝鮮で過ごした石牟禮智さんたちの証言と共に伝えた。 チッソは植民地において、数万人に移住を強いることになる危険度の高い工法でダム建設を推し進めたとされる。その建設や、工場の街となる現在の朝鮮民主主義人民共和国の「興南」地域の「開発」には、建設会社の間組(現・安藤ハザマ)なども携わっている。 ぐねぐねと急坂を這う山道をのぼっていくと、木々の間にひっそりと佇む肥薩線・大畑駅(人吉市)にたどり着く。2020年夏の豪雨以降、大畑駅含め運休が続き、人の気配はほとんどない。その駅の傍らに、難工事で死亡した労働者の慰霊碑として、1908年に建立された、間組の「鉄道工事中殉難病没者追悼紀念碑」が残されている。 ✍️記事はこちらから d4p.world/34020/ ________________________________ #DialogueforPeople #D4P #水俣 #日本帝国 #植民地 #チッソ #間組 #差別 #加害の歴史 #朝鮮半島
3 days ago | [YT] | 117
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\11/19(水)21時〜配信/◤「クマと民主主義」を考える◢クマの出没や被害が各地で相次いでいます。対応をめぐり様々な議論が交わされていますが、今回はそうした事態の際に、判断が下され実践されていく過程について考えていきます。ドキュメンタリー作品『劇場版 クマと民主主義』では、北海道・島牧村を中心に、クマとヒトとの衝突だけでなく、ヒトとヒトとの軋轢やせめぎ合い、不透明な政治など、その過程で発生していく問題を描き出します。本作監督で、北海道放送「クマここ」編集長の幾島奈央さんと考えていきます。📻配信は:youtube.com/live/3X7ngXEBVYY?si=c0ooqE1SClGpJkFr #radiodialogue #クマ #熊 #民主主義 #議会 #政策 #デマ #透明性 #共生 #幾島奈央 さん #安田菜津紀 #佐藤慧
5 days ago | [YT] | 56
#新着記事公開▶︎生活保護や難民をめぐるデマがもたらす被害とはーー大澤優真さんインタビュー 生活保護の利用者や難民をめぐるデマやバッシングは、どのような被害を生んできたのでしょうか。一般社団法人つくろい東京ファンド事務局長で、生活困窮者の支援に携わってきた大澤優真さんにお話をうかがいました。 (本文抜粋) 2012年のバッシングでは、生活保護を利用することをためらう人がすごく増えたと感じました。それが10年以上経った今も継続しているということを、日々現場で感じています。政治の責任、マスメディアの責任もあるのだろうと思います。 「生活保護を受けるのは恥ずかしい」というような声を、生活相談の場面でよく聞きます。恥ずかしいと思いこまされている状況です。生活保護を利用した後も、「生活保護を受けていいのだろうか」「不遇なこともあるけれども、 生活保護を受けているのだから仕方ない」という声をよく聞きます。 生活保護を受けることに偏見を持つ社会の目によって、権利である生活保護から遠ざけられてしまっています。この構図は、後ほど話すように、2025年7月の参議院選挙での外国人バッシングにも通じます。 ✍️記事はこちらから d4p.world/33876/ ________________________________ #DialogueforPeople #D4P #生活保護 #バッシング #排外主義 #差別 #大澤優真 さん
5 days ago | [YT] | 153
◤冬のご寄付のお願い💝❆◢ 差別に抗い、ともに歩んでいくために ーD4Pの活動にあなたの力を貸してください。 D4Pではこの冬、来年の取材や発信に向けたご寄付を募るキャンペーンを開始! 凄惨な民族浄化を国際社会が止められず、多くの人々が不条理を強いられてきた2025 年。 D4Pは、困難の渦中に置かれた人々や、過去の「加害の歴史」について、発信を続けてきました。 今、日本ではマイノリティへの差別や攻撃を煽るような言葉を政治家が発し、過去の歴史を打ち消そうとする動きが続く中、独立したメディアNPO としての役割の大切さを改めて感じています。 より一層取材を重ね、この社会に届けなければならないことは尽きません。 【12月31日まで】の期間中、どうかみなさまのご支援をいただけますと幸いです。 どうぞよろしくお願いいたします。 ご寄付はこちらから▶︎d4p.world/news/33459/?utm_source=youtube&utm_mediu… またはプロフィールリンク先から ▶︎ @d4p.world ぜひご参加ください! #DialogueforPeople #D4P #d4p #寄付 #donation #メディア #社会課題 #安田菜津紀 #NatsukiYasuda #佐藤慧 #KeiSato
6 days ago | [YT] | 87
#連載エッセイ公開 ▶︎ローレンス吉孝の『あぎじゃびよ〜通信』第2回『映画「宝島」を観て―奪われた命、沖縄・マイノリティを描くこと』d4p.world/33878/社会学者の田口ローレンス吉孝さんが、日々の生活の中から綴る連載エッセイ!第2回は、沖縄の人々の戦後を描いた映画「宝島」について。「支配者が被支配者を演じること」はどのような暴力性と結びつくのかー。ぜひお読みください。ーーー問題はここからだ。真藤さんが(沖縄)県外の人々に向けてこの小説を書いていると言った通り、この作品がどう読まれていくのかが、どう語られていくのかが、問題だと思う。そうであればこそ、そうであればこそやはり、私は、映画『宝島』で役者の人々は沖縄人が演じるべきだったんじゃないかと思ってしまう。色が濃いファンデーションをぬった大和人が、「俺たちウチナンチュ」「あいつらヤマトンチュとは違う」と演じる姿をみて、胸が張り裂けそうになる。まだ、自分たちで語ることはできないのかと、まだ自分たちで演じさせてもらうことはできないのかと。Black Lives Matterのムーブメントを描いた映画を白人たちが演じたらどうだろう。在日コリアンたちの青春を描いた作品を日本人ばかりが演じていたらどうだろう。1970年代のハワイアンによる主権回復運動の映画をハオレ(白人)たちが演じたらどうだろう。私たちは、「異なる民族」というだけではない。歴史的にも社会的にも、そしていまだに続く、支配者/被支配者という関係性なのだ。ーーー✍️エッセイはこちらからd4p.world/33878/________________________________#DialogueforPeople #D4P #ローレンス吉孝 さん #あぎじゃびよー通信 #沖縄 #社会学 #エッセイ #宝島
1 week ago (edited) | [YT] | 63
#参加者募集 #D4P年末活動報告会 d4p-event20251214.peatix.com/ 12/14(日)2025年活動報告会、イベントでは今年行った取材の報告を中心にお話しします。 当日どんな報告を行うのか、一部をご紹介していきます🗣✨ 国内取材では、1942年の事故で日本の植民地支配下にあった朝鮮半島の人々の多くが犠牲となった長生炭鉱での加害の歴史や、生活保護引き下げの違法性を認める最高裁勝訴から問われる「今後」について継続的に取材し発信しました。 海外取材では、2024年年末から2025年の年始にかけて、イラク北部クルド自治区、そしてパレスチナ・ヨルダン川西岸地区/イスラエルを訪れ、長期取材を行いました。過酷さを増す民族浄化に直面するパレスチナの現状や、イスラエルで声をあげる人々の声を伝えました。 報告の続きはイベントで👇 d4p-event20251214.peatix.com/ ✔️開催概要 日時: 2025年12月14日(日) 15:00~16:45(後日、申込者限定で1カ月間のアーカイブ公開) 開催場所:YouTube限定配信(要申込) 参加費:【一般】1,000円【応援チケット】3,000円、【学生】無料 (視聴における通信費用はご負担ください) 視聴方法:YouTubeライブにて配信を行います。Peatixにてチケットを購入いただいた方に、配信開始の2時間前を目処に、一斉通知機能を利用して配信用のURLをお送りいたします。 ※本イベントでは、UDトークを使用した日本語字幕提供をおこないます。 詳細・申込みは👇 d4p-event20251214.peatix.com/ #d4p #DialogueforPeople #人権 #難民 #差別 #収容問題 #貧困 #格差 #加害の歴史 #災害防災 #医療ケア #ヘイトクライム #戦争 #紛争 #平和 #伝える仕事 #沖縄 #福島 #パレスチナ #朝鮮半島 #イラク #安田菜津紀 #佐藤慧 #イベント #寄付 #オンライン配信 #現地取材 #取材報告
1 week ago | [YT] | 82
\11/12(水)21時〜配信/◤ワークライフバランスを考える◢先月4日、自民党総裁就任演説において高市総理は「ワークライフバランスという言葉を捨てます」と発言しました。そもそもワークライフバランスという言葉は、どんな背景や目的で生まれた概念でしょう? 厚生労働省のサイトでは、「仕事・家庭・地域生活などのバランスを取り、誰もがやりがいを持って働き、豊かな生活を送れる社会を実現すること」とありますが、日本の企業文化や社会構造はその実現にどのように影響しているのでしょうか? 組織開発コンサルタントの勅使川原真衣さんと考えていきます。📻配信は:youtube.com/live/XYP1rO7Szl8?si=YzCbk7JIYe01VDO5#radiodialogue #ワークライフバランス #仕事 #働き方 #生活 #能力主義 #競争 #共創 #企業 #勅使川原真衣 さん #安田菜津紀 #佐藤慧
1 week ago | [YT] | 41
#取材短報 ▶︎違法とされた生活保護基準引き下げ、被害回復はいまだ見えず 生活保護基準の引き下げを違法とした最高裁判決から4ヵ月以上が経過。高市総理は衆院予算委での答弁で「お詫び」を口にしましたが、被害回復はいまだ見えません。それどころか一方的に設置された「専門委員会」では引き下げ「再調整」の議論も――。 (本文抜粋) 「最良、最善の判決に、最悪の行政」――2025年11月7日、都内で開かれた記者会見で、いのちのとりで裁判全国アクション共同代表・藤井克徳さんはそう指摘した。最高裁で違法とされた生活保護基準引き下げについて、国が判決の意義に背を向け続けているからだ。 安倍政権下の2013~15年にかけて、生活扶助基準が平均6.5%、世帯によっては10%という、過去最大の引き下げが行われている。その違法性を問う「いのちのとりで裁判」は、29都道府県で、千人を超える原告によって提起されていった。 (中略) さらにこの日の専門委員会では、「(裁判原告のように)努力した人とそうではない人は分けるべき」といった議論もあり、「財源」を引き合いにそれを追認する声もあがったが、尾藤廣喜弁護士は「全く理解できない」と、専門委員の専門性に疑問を呈する。判決では、厚生労働大臣の告示に基づく引き下げ自体が違法であると判断されたことを改めて語り、原告・原告以外との線引きをすべきではないとした。 そもそも、裁判を起こさなければならないほどの違法行為を国が行ってきたことが問題の根幹だ。それにも関わらず、訴訟という形で声をあげることが困難だった人々を切り離し、当事者を分断しようとする議論が「専門委員会」で行われること自体が深刻ではないか。 判決後も違法状態は放置されている。「全額補償しないで済む方法」を探るのではなく、被害回復と再発防止のための検証を中心に据えた措置が、一刻も早く必要なのではないだろうか。 ✍️記事はこちらから d4p.world/33837/ ________________________________ #DialogueforPeople #D4P #生活保護 #いのちのとりで #最高裁判決 #生存権 #厚労省 #人権 #被害回復 #バッシング
2 weeks ago | [YT] | 173
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\11/5(水)21時〜配信/◤ドイツとパレスチナ 文化と抵抗◢パレスチナに連帯する文化芸術活動に対する「キャンセル」の圧力や、それに伴う検閲、「反ユダヤ主義」という概念の濫用が、ドイツで過激化しています。差別・排除される人々の「非人間化」に抵抗する手段として、文化芸術はどのような役割を担っているのでしょうか? 様々な抵抗の試みやその弾圧、その危険性も含めて、ドイツ在住の音楽ライター、翻訳家、浅沼優子さんをゲストに考えていきます。📻配信は:youtube.com/live/TqXrWl06Aic?si=J__z0PpU-8vP36VT #radiodialogue #ドイツ #パレスチナ #イスラエル #芸術 #文化 #反ユダヤ主義 #ジェノサイド #占領 #弾圧 #浅沼優子 さん #安田菜津紀 #佐藤慧
2 weeks ago | [YT] | 74
#取材短報 ▶︎この国は「法治国家」か―生活保護違法引下げの最高裁判決から4ヵ月、いまだ謝罪や被害回復なく 生活保護基準の大幅引き下げを違法とした最高裁判決から4ヵ月。原告や支援者らによる「いのちのとりで裁判 10.28大決起集会」が都内で開催されました。ところが厚労省による「専門委員会」では、最高裁判決の意義と逆行するような検討が進められています。 (本文抜粋) 「さもしい顔して貰えるものは貰おうとか弱者のフリをする国民ばかりになったら日本国は滅びてしまう」――かつてそう言い放った人物が、首相となった。新たに発足した内閣では、生活保護を「恥だと思わなくなったのが問題」と発言した片山さつき議員が財務大臣となった。 これらは単なる「失言」と片付けられるものではない。2012年末の衆院選で自民党は生活保護費の一割削減を公約に掲げ、翌年以降、それに沿うような生活扶助基準(生活保護基準のうち生活費部分)引き下げが行われていったのだ。 その大幅引き下げを違法とした最高裁判決から4ヵ月が経った10月28日、原告や支援者らによる「いのちのとりで裁判 10.28大決起集会」が都内で開催され、会場・オンラインあわせて1400人が集った。 (中略) 原告や弁護団は厚労省に対して、すべての生活保護利用者に対する真摯な謝罪、2013年改定前基準との差額保護費の遡及支給、それらを踏まえた再発防止などの要請を行っているが、そのどれも、いまだに実現に至っていない上、国は実質的な話し合いの場さえ持っていない。 7月1日、福岡厚生労働大臣は、専門家の会議を設けて今後の対応のあり方を審議する方針を突如示し、すでに6回開催された「専門委員会」では、むしろ引き下げの「再調整」等、最高裁判決の意義と逆行するような検討が進められている。 「当事者を軽視する、きわめて不誠実な対応といわざるをえない。専門家委員会を使って判決の意義を矮小化し、被害回復額を値切ろうとしているのではないかと懸念されている」と、小久保弁護士は国の対応に疑問を呈した。 ✍️記事はこちらから d4p.world/33726/ ________________________________ #DialogueforPeople #D4P #生活保護 #いのちのとりで #最高裁判決 #生存権 #厚労省 #人権 #被害回復 #バッシング
3 weeks ago | [YT] | 110
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#取材短報 ▶︎水俣取材から見える植民地支配の暴力―鉄道工事犠牲者碑に刻まれた朝鮮人労働者の名前
敗戦前、「強い国」「強い経済」を大義に掲げ、チッソや関連企業、そして政府が「共犯関係」となり、植民地支配を拡大していきました。それは常に、「犠牲にしてもいい」と見なされた人々の上に成り立ってきたものです。
(本文抜粋)
10月に掲載した記事、『チッソの加害は植民地から引き継がれた―水俣と朝鮮、暮らしから見えるその歴史』では、水俣病の原因企業であるチッソの加害が、植民地から地続きであったこと、チッソのような企業を利用した日本政府の責任などについて、少年時代を朝鮮で過ごした石牟禮智さんたちの証言と共に伝えた。
チッソは植民地において、数万人に移住を強いることになる危険度の高い工法でダム建設を推し進めたとされる。その建設や、工場の街となる現在の朝鮮民主主義人民共和国の「興南」地域の「開発」には、建設会社の間組(現・安藤ハザマ)なども携わっている。
ぐねぐねと急坂を這う山道をのぼっていくと、木々の間にひっそりと佇む肥薩線・大畑駅(人吉市)にたどり着く。2020年夏の豪雨以降、大畑駅含め運休が続き、人の気配はほとんどない。その駅の傍らに、難工事で死亡した労働者の慰霊碑として、1908年に建立された、間組の「鉄道工事中殉難病没者追悼紀念碑」が残されている。
✍️記事はこちらから
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\11/19(水)21時〜配信/◤「クマと民主主義」を考える◢
クマの出没や被害が各地で相次いでいます。対応をめぐり様々な議論が交わされていますが、今回はそうした事態の際に、判断が下され実践されていく過程について考えていきます。ドキュメンタリー作品『劇場版 クマと民主主義』では、北海道・島牧村を中心に、クマとヒトとの衝突だけでなく、ヒトとヒトとの軋轢やせめぎ合い、不透明な政治など、その過程で発生していく問題を描き出します。本作監督で、北海道放送「クマここ」編集長の幾島奈央さんと考えていきます。
📻配信は:youtube.com/live/3X7ngXEBVYY?si=c0ooqE1SClGpJkFr
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5 days ago | [YT] | 56
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#新着記事公開▶︎生活保護や難民をめぐるデマがもたらす被害とはーー大澤優真さんインタビュー
生活保護の利用者や難民をめぐるデマやバッシングは、どのような被害を生んできたのでしょうか。一般社団法人つくろい東京ファンド事務局長で、生活困窮者の支援に携わってきた大澤優真さんにお話をうかがいました。
(本文抜粋)
2012年のバッシングでは、生活保護を利用することをためらう人がすごく増えたと感じました。それが10年以上経った今も継続しているということを、日々現場で感じています。政治の責任、マスメディアの責任もあるのだろうと思います。
「生活保護を受けるのは恥ずかしい」というような声を、生活相談の場面でよく聞きます。恥ずかしいと思いこまされている状況です。生活保護を利用した後も、「生活保護を受けていいのだろうか」「不遇なこともあるけれども、 生活保護を受けているのだから仕方ない」という声をよく聞きます。
生活保護を受けることに偏見を持つ社会の目によって、権利である生活保護から遠ざけられてしまっています。この構図は、後ほど話すように、2025年7月の参議院選挙での外国人バッシングにも通じます。
✍️記事はこちらから
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5 days ago | [YT] | 153
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◤冬のご寄付のお願い💝❆◢
差別に抗い、ともに歩んでいくために
ーD4Pの活動にあなたの力を貸してください。
D4Pではこの冬、来年の取材や発信に向けたご寄付を募るキャンペーンを開始!
凄惨な民族浄化を国際社会が止められず、多くの人々が不条理を強いられてきた2025 年。
D4Pは、困難の渦中に置かれた人々や、過去の「加害の歴史」について、発信を続けてきました。
今、日本ではマイノリティへの差別や攻撃を煽るような言葉を政治家が発し、過去の歴史を打ち消そうとする動きが続く中、独立したメディアNPO としての役割の大切さを改めて感じています。
より一層取材を重ね、この社会に届けなければならないことは尽きません。
【12月31日まで】の期間中、どうかみなさまのご支援をいただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
ご寄付はこちらから▶︎d4p.world/news/33459/?utm_source=youtube&utm_mediu…
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ぜひご参加ください!
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6 days ago | [YT] | 87
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#連載エッセイ公開 ▶︎ローレンス吉孝の『あぎじゃびよ〜通信』
第2回『映画「宝島」を観て―奪われた命、沖縄・マイノリティを描くこと』
d4p.world/33878/
社会学者の田口ローレンス吉孝さんが、日々の生活の中から綴る連載エッセイ!
第2回は、沖縄の人々の戦後を描いた映画「宝島」について。
「支配者が被支配者を演じること」はどのような暴力性と結びつくのかー。
ぜひお読みください。
ーーー
問題はここからだ。真藤さんが(沖縄)県外の人々に向けてこの小説を書いていると言った通り、この作品がどう読まれていくのかが、どう語られていくのかが、問題だと思う。
そうであればこそ、そうであればこそやはり、
私は、映画『宝島』で役者の人々は沖縄人が演じるべきだったんじゃないかと思ってしまう。
色が濃いファンデーションをぬった大和人が、「俺たちウチナンチュ」「あいつらヤマトンチュとは違う」と演じる姿をみて、胸が張り裂けそうになる。
まだ、自分たちで語ることはできないのかと、まだ自分たちで演じさせてもらうことはできないのかと。
Black Lives Matterのムーブメントを描いた映画を白人たちが演じたらどうだろう。
在日コリアンたちの青春を描いた作品を日本人ばかりが演じていたらどうだろう。
1970年代のハワイアンによる主権回復運動の映画をハオレ(白人)たちが演じたらどうだろう。
私たちは、「異なる民族」というだけではない。
歴史的にも社会的にも、そしていまだに続く、支配者/被支配者という関係性なのだ。
ーーー
✍️エッセイはこちらから
d4p.world/33878/
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#DialogueforPeople #D4P #ローレンス吉孝 さん #あぎじゃびよー通信 #沖縄 #社会学 #エッセイ #宝島
1 week ago (edited) | [YT] | 63
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#参加者募集 #D4P年末活動報告会
d4p-event20251214.peatix.com/
12/14(日)2025年活動報告会、イベントでは今年行った取材の報告を中心にお話しします。
当日どんな報告を行うのか、一部をご紹介していきます🗣✨
国内取材では、1942年の事故で日本の植民地支配下にあった朝鮮半島の人々の多くが犠牲となった長生炭鉱での加害の歴史や、生活保護引き下げの違法性を認める最高裁勝訴から問われる「今後」について継続的に取材し発信しました。
海外取材では、2024年年末から2025年の年始にかけて、イラク北部クルド自治区、そしてパレスチナ・ヨルダン川西岸地区/イスラエルを訪れ、長期取材を行いました。過酷さを増す民族浄化に直面するパレスチナの現状や、イスラエルで声をあげる人々の声を伝えました。
報告の続きはイベントで👇
d4p-event20251214.peatix.com/
✔️開催概要
日時: 2025年12月14日(日) 15:00~16:45(後日、申込者限定で1カ月間のアーカイブ公開)
開催場所:YouTube限定配信(要申込)
参加費:【一般】1,000円【応援チケット】3,000円、【学生】無料
(視聴における通信費用はご負担ください)
視聴方法:YouTubeライブにて配信を行います。Peatixにてチケットを購入いただいた方に、配信開始の2時間前を目処に、一斉通知機能を利用して配信用のURLをお送りいたします。
※本イベントでは、UDトークを使用した日本語字幕提供をおこないます。
詳細・申込みは👇
d4p-event20251214.peatix.com/
#d4p #DialogueforPeople #人権 #難民 #差別 #収容問題 #貧困 #格差 #加害の歴史 #災害防災 #医療ケア #ヘイトクライム #戦争 #紛争 #平和 #伝える仕事 #沖縄 #福島 #パレスチナ #朝鮮半島 #イラク #安田菜津紀 #佐藤慧 #イベント #寄付 #オンライン配信 #現地取材 #取材報告
1 week ago | [YT] | 82
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\11/12(水)21時〜配信/◤ワークライフバランスを考える◢
先月4日、自民党総裁就任演説において高市総理は「ワークライフバランスという言葉を捨てます」と発言しました。そもそもワークライフバランスという言葉は、どんな背景や目的で生まれた概念でしょう? 厚生労働省のサイトでは、「仕事・家庭・地域生活などのバランスを取り、誰もがやりがいを持って働き、豊かな生活を送れる社会を実現すること」とありますが、日本の企業文化や社会構造はその実現にどのように影響しているのでしょうか? 組織開発コンサルタントの勅使川原真衣さんと考えていきます。
📻配信は:youtube.com/live/XYP1rO7Szl8?si=YzCbk7JIYe01VDO5
#radiodialogue #ワークライフバランス #仕事 #働き方 #生活 #能力主義 #競争 #共創 #企業 #勅使川原真衣 さん #安田菜津紀 #佐藤慧
1 week ago | [YT] | 41
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#取材短報 ▶︎違法とされた生活保護基準引き下げ、被害回復はいまだ見えず
生活保護基準の引き下げを違法とした最高裁判決から4ヵ月以上が経過。高市総理は衆院予算委での答弁で「お詫び」を口にしましたが、被害回復はいまだ見えません。それどころか一方的に設置された「専門委員会」では引き下げ「再調整」の議論も――。
(本文抜粋)
「最良、最善の判決に、最悪の行政」――2025年11月7日、都内で開かれた記者会見で、いのちのとりで裁判全国アクション共同代表・藤井克徳さんはそう指摘した。最高裁で違法とされた生活保護基準引き下げについて、国が判決の意義に背を向け続けているからだ。
安倍政権下の2013~15年にかけて、生活扶助基準が平均6.5%、世帯によっては10%という、過去最大の引き下げが行われている。その違法性を問う「いのちのとりで裁判」は、29都道府県で、千人を超える原告によって提起されていった。
(中略)
さらにこの日の専門委員会では、「(裁判原告のように)努力した人とそうではない人は分けるべき」といった議論もあり、「財源」を引き合いにそれを追認する声もあがったが、尾藤廣喜弁護士は「全く理解できない」と、専門委員の専門性に疑問を呈する。判決では、厚生労働大臣の告示に基づく引き下げ自体が違法であると判断されたことを改めて語り、原告・原告以外との線引きをすべきではないとした。
そもそも、裁判を起こさなければならないほどの違法行為を国が行ってきたことが問題の根幹だ。それにも関わらず、訴訟という形で声をあげることが困難だった人々を切り離し、当事者を分断しようとする議論が「専門委員会」で行われること自体が深刻ではないか。
判決後も違法状態は放置されている。「全額補償しないで済む方法」を探るのではなく、被害回復と再発防止のための検証を中心に据えた措置が、一刻も早く必要なのではないだろうか。
✍️記事はこちらから
d4p.world/33837/
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#DialogueforPeople #D4P #生活保護 #いのちのとりで #最高裁判決 #生存権 #厚労省 #人権 #被害回復 #バッシング
2 weeks ago | [YT] | 173
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\11/5(水)21時〜配信/◤ドイツとパレスチナ 文化と抵抗◢
パレスチナに連帯する文化芸術活動に対する「キャンセル」の圧力や、それに伴う検閲、「反ユダヤ主義」という概念の濫用が、ドイツで過激化しています。差別・排除される人々の「非人間化」に抵抗する手段として、文化芸術はどのような役割を担っているのでしょうか? 様々な抵抗の試みやその弾圧、その危険性も含めて、ドイツ在住の音楽ライター、翻訳家、浅沼優子さんをゲストに考えていきます。
📻配信は:youtube.com/live/TqXrWl06Aic?si=J__z0PpU-8vP36VT
#radiodialogue #ドイツ #パレスチナ #イスラエル #芸術 #文化 #反ユダヤ主義 #ジェノサイド #占領 #弾圧 #浅沼優子 さん #安田菜津紀 #佐藤慧
2 weeks ago | [YT] | 74
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#取材短報 ▶︎この国は「法治国家」か―生活保護違法引下げの最高裁判決から4ヵ月、いまだ謝罪や被害回復なく
生活保護基準の大幅引き下げを違法とした最高裁判決から4ヵ月。原告や支援者らによる「いのちのとりで裁判 10.28大決起集会」が都内で開催されました。ところが厚労省による「専門委員会」では、最高裁判決の意義と逆行するような検討が進められています。
(本文抜粋)
「さもしい顔して貰えるものは貰おうとか弱者のフリをする国民ばかりになったら日本国は滅びてしまう」――かつてそう言い放った人物が、首相となった。新たに発足した内閣では、生活保護を「恥だと思わなくなったのが問題」と発言した片山さつき議員が財務大臣となった。
これらは単なる「失言」と片付けられるものではない。2012年末の衆院選で自民党は生活保護費の一割削減を公約に掲げ、翌年以降、それに沿うような生活扶助基準(生活保護基準のうち生活費部分)引き下げが行われていったのだ。
その大幅引き下げを違法とした最高裁判決から4ヵ月が経った10月28日、原告や支援者らによる「いのちのとりで裁判 10.28大決起集会」が都内で開催され、会場・オンラインあわせて1400人が集った。
(中略)
原告や弁護団は厚労省に対して、すべての生活保護利用者に対する真摯な謝罪、2013年改定前基準との差額保護費の遡及支給、それらを踏まえた再発防止などの要請を行っているが、そのどれも、いまだに実現に至っていない上、国は実質的な話し合いの場さえ持っていない。
7月1日、福岡厚生労働大臣は、専門家の会議を設けて今後の対応のあり方を審議する方針を突如示し、すでに6回開催された「専門委員会」では、むしろ引き下げの「再調整」等、最高裁判決の意義と逆行するような検討が進められている。
「当事者を軽視する、きわめて不誠実な対応といわざるをえない。専門家委員会を使って判決の意義を矮小化し、被害回復額を値切ろうとしているのではないかと懸念されている」と、小久保弁護士は国の対応に疑問を呈した。
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3 weeks ago | [YT] | 110
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