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NP /2

【人類史上最速の男のスプリットタイムに変動あり??】

*少し長いです。

100m・200mなどで未だに世界記録を保持している🇯🇲Usain Bolt。

彼が2009年に叩き出した伝説の9.58。

この時の60m通過タイムは当初の発表では、 6.29。
*実験用に設置されたレーザー式スピード計測装置(Laveg) によって走行中の選手の背中にレーザーを当てて計測した時のもの。

そして後に、ビデオ計測によって6.31に修正された。
*カメラは20m毎に設置され、号砲と連動して撮影されていたとされる。

その時の実際の写真もあり、丁度6.31でBoltのトルソーは60mマークをはっきり捉えている。


彼のスプリットタイムはほぼ全て解決し、もう検証する必要は無いように思えたが、

中国人分析家の王氏が当時のビデオ計測時の画像と比較しながら検証したところ、Boltの60m通過タイムがどうやら「6.31ではない」ことを発見した。


彼の意見では6.29。


私も気になって個人的に分析してみた。
結果は、王氏とほぼ同じ 6.29〜6.30。

他の区間のスプリット(カメラで20m毎に分析されているもの)はほぼ問題無いようで、60mだけ違うようだ。
この地点のカメラだけ0.01〜0.02秒程のラグが発生していたのかもしれない。

元画像で6.31とされる瞬間では、隣で走っていた🇺🇸Tyson Gayの両膝が丁度重なるタイミングだったが、検証すると6.31時点では彼の左膝は明らかに右膝よりも前に出ていたのだ。


これに対し、
🇫🇷フランス人コーチのPJ Vazel氏 曰く、この時のBolt の60m通過タイムが 6.29 だった可能性は十分あり得るとのこと。

60m地点で撮影したもので彼のチームが唯一持っていたビデオは30 fps と質があまり良くなかったが、6.29〜6.30という結果が出ていたようだ。

また、彼曰く🇯🇵日本チームも60m通過タイムを計測していたらしく、300 fps のカメラで 6.29 だったという。
但し、日本チームは60mマークではなく、64mマーク付近から撮影していたようだ。



これらのことから、6.29・6.30 どちらの可能性もあるが、
私は6.30だったと考える。

そして、60mのスプリットが変わるとなると、トップスピードも変わる。

今まで 12.50 m/s (45.00 km/h) としていたが、12.34〜12.35 m/s (44.42〜44.46 km/h) となるだろう。

Lavegのスピード計測が、12.34 m/s とかなり近かったので、個人的にはこちらを採用。


●現時点での🇯🇲Bolt 9.58 のスプリットタイム
10m 1.87
20m 2.88 (1.01)
30m 3.78 (0.90)
40m 4.64 (0.86)
50m 5.48 (0.84)
60m 6.30 (0.82)
70m 7.11 (0.81)
80m 7.92 (0.81)
90m 8.74 (0.82)
100m 9.58 (0.84).572 (0.83)

3.78+2.52+3.28
6.30+3.28
MAX V: 44.42km/h
Speed lost: -0.02〜0.03

●6.29の場合。
70mのスプリットが7.10だとより自然になる。

10m 1.87
20m 2.88 (1.01)
30m 3.78 (0.90)
40m 4.64 (0.86)
50m 5.48 (0.84) or 5.47 (0.83)
60m 6.29 (0.81) or (0.82)
70m 7.10 (0.81)
80m 7.92 (0.82)
90m 8.74 (0.82)
100m 9.58 (0.84).572 (0.83)


他の選手も

🇺🇸Tyson Gay 6.39+6.32 → 6.38+3.33
🇯🇲Asafa Powell 6.42+3.42 → 6.41+3.43
🇦🇬Daniel Bailey 6.48+3.45 → 6.47+3.46
🇹🇹Richard Thompson 6.45+3.48 → 6.44+3.49
🇹🇹Marc Burns 6.52+3.48 → 6.51+3.49
🇬🇧Dwain Chambers 6.50+3.50 → 6.49+3.51
🇺🇸Darvis Patton 6.65+3.69 → 6.64+3.70

あたりになるだろう。

2 months ago (edited) | [YT] | 79

NP /2

SEIKO計測の中島選手の1走ラップタイム44.65を検証してみた。


結果はなんと、約44.35!?


TV映像・現地映像ともに、同じような結果に。
特に現地映像はほぼ真横アングルでトルソーを捉えて計測できた。


個人的にマイルのラップタイムを集計し始めたばかりだが、

恐らく、圧倒的 1走日本歴代1位。

集計した限り、これまでの日本最速は 2019年 ドーハ世界陸上 予選 ウォルシュジュリアンの 45.14 (日本陸連分析)。
*他に知っている方がいれば、教えてください。

下の画像は今大会の中島選手のラップのみ個人分析で止めた瞬間で、それ以外は全て日本陸連が分析した1走ラップタイムの瞬間で止めたもの。


リレーラップは、次走者が通過した瞬間に計測する (4×100mRも同様)。
1走ラップの場合、号砲→2走通過までのタイム。

今回の場合、2走の佐藤風雅選手が早めに出たが故の44.35だったが、
佐藤選手が他チームと同じくらいの距離間で出ていたとしても、44.50前後でマイル1走日本歴代最速に変わりなかっただろう。


中島選手自身の400mの通過は 約44.67 だった。


映像を確認した限り、44.65というタイムはバトンが通過したタイム(SEIKOは、バトンに内蔵されたトランスポンダーでリレーのタイムを計測している)。



個人種目で既に400mを44秒台で3本 (予選 44.44, 準決 44.53, 決勝 44.62)走った後に、4本目も44.6台でまとめた中島選手。

日本スプリントの伝説が新たに誕生した大会となった。



【男子4×400mR 予選2組 1走ラップ トップ4】

個人分析 *中島選手以外は角度的に計測が難しい選手もいたので、アバウトに1/10秒単位。
()内はSEIKO計測


1.🇯🇵中島佑気ジョセフ 44.35 (44.65)
2.🇧🇪Jonathan Sacoor 44.5 (44.37)
3.🇧🇼Lee Bhekempilo Eppie 44.6 (44.32)
4.🇵🇹Pedro Afonso 44.8 (44.46)

2 months ago (edited) | [YT] | 58

NP /2

【東京世界陸上】 男子4×100mR 決勝

アンカーラップ 暫定個人分析

🇺🇸Noah Lyles 8.86
🇬🇭Abdul Rasheed-Saminu 8.90
🇨🇦Andre De Grasse 9.06
🇳🇱Elvis Afrifa 9.07
🇯🇵鵜澤飛羽 9.10
🇩🇪Lucas Ansah-Peprah 9.24
🇫🇷Aymeric Priam 9.39
🇦🇺Rohan Browning DNF

今のところこんな感じ。
鵜澤選手は 9.07〜9.10 あたり。
横アングルを見つけたが、難しい。

2 months ago | [YT] | 41

NP /2

【東京世界陸上】男子4×100mR 決勝

日本代表ラップタイム 暫定個人分析

1. 小池祐貴 10.58
2. 柳田大輝 19.72 (9.14)
3. 桐生祥秀 29.25 (9.53)
4. 鵜澤飛羽 38.35 (9.10) 6位入賞


世界陸上のラップタイム計測をしているSEIKOの結果は、

1. 小池祐貴 10.55
2. 柳田大輝 19.69 (9.14)
3. 桐生祥秀 29.40 (9.71)
4. 鵜澤飛羽 38.35 (8.95) だが、

3〜4走 あたりが明らかに違う。


小池選手は、予選 10.36 から大きくタイムを落としていた。
柳田選手は予選 9.18 からやや速くなっており、
桐生選手はスタート時、右脹脛に痙攣を起こしていたという。
鵜澤選手のみベストラップ (これまでのベストは、個人計測で今大会予選の 9.13) を更新した。


非常に悔しい結果となった日本代表だが、まだまだ彼らの挑戦は続く。

選手の皆さんお疲れ様でした、そしてありがとうございました!

2 months ago (edited) | [YT] | 62

NP /2

【東京世界陸上】男子4×100mR予選

日本代表 ラップタイム個人分析

陸連の横からの映像を確認。
TV映像は正面しかなく1〜2走を計測できなかった。

小池祐貴 10.36
柳田大輝 19.54 (9.18)
桐生祥秀 28.94 (9.40)
鵜澤飛羽 38.07 (9.13)

小池選手はこのタイム通りならば、ベストラップ。
写真は約10.38 時点。

バトンでもたつきながらこのラップタイムで、個人100m通過タイムは10.45。
彼の曲走路100mベストタイムは、10.37。

今季日本人最速は、個人計測で鵜澤選手の 10.35。

2 months ago | [YT] | 55

NP /2

【東京世界陸上】男子4×100mR 予選

大波乱の予選となったが、日本は決勝進出を決めた。

タイムは 38.07。
バトンパスに改善の余地があるレースだった。

SEIKO からラップタイムが発表されているが、恐らく不正確である。

個人計測では…
1. 小池祐貴 不明 *SEIKO 10.39
2. 柳田大輝 19.54 (不明) *SEIKO 9.11
3. 桐生祥秀 28.94 (9.40) *SEIKO 9.50
4. 鵜澤飛羽 38.07 (9.13) *SEIKO 9.07

1・2走のラップは、TV映像の角度の問題で細かい計測は不可。
ザッと小池 10.4、柳田 9.1 といったところ。

200mに出た鵜澤選手の調子は悪くないと思われる。
*今回、彼のアンカー計測が初めてだったため、過去のデータと比較はできない。
タイムとしてはまずまず。


今大会の決勝進出チーム アンカーラップ

1. 🇬🇭Abdul Rasheed-Saminu 9.08
2. 🇯🇵鵜澤飛羽 9.13
3. 🇩🇪Lucas Ansah-Peprah 9.14
4. 🇨🇦Andre De Grasse 9.15
5. 🇦🇺Rohan Browning 9.19
6. 🇺🇸T'mars McCalum 9.20
7. 🇳🇱Elvis Afrifa 9.40
8. 🇫🇷Aymeric Priam 9.42

鵜澤選手は全体2位だった。
Elvis 選手は、バトンミス考えたらもっと速いはず。

3走の桐生選手は、個人計測で 9.40 と不調か?
パリ五輪の時は 予選 9.24→ 決勝 9.16

決勝で彼が外れる可能性もあるかもしれない。
南アフリカの再レースも気になるところ…。


さあどうなる、決勝。

2 months ago | [YT] | 33

NP /2

東京世界陸上 男子100m予選 上位5名
60m通過 暫定個人分析

1.🇿🇦Gift Leotlela 9.87 - 6.45
2.🇳🇬Kayinsola Ajayi 9.88 - 6.42
3.🇯🇲Oblique Seville 9.93 - 6.53
4.🇺🇸Noah Lyles 9.95(.942) - 6.51
5.🇯🇲Kishane Thompson 9.95(.946) - 6.36


トップ2は、ダークホースが占める結果に。
Seville はスタートの反応で大きく出遅れた(RT 0.286)ものの、後半40m 約3.40~3.41 と圧倒的なスピードで組3位に滑り込み。
2着 Ajayi もかなり遅めの反応 (RT 0.208) だった。

Lyles は予選の向風レースでは唯一の9秒台。

Thompson はスタートから格の違いを見せつけた。
あくまで個人分析だが、30m通過は 3.79, 60m通過 6.36。
これは恐らく世界陸上 日本開催 最速のスタートで、ラスト10mは 0.98 もかけて流すほどの余裕があった。


これまでの世界陸上 日本開催トップクラスのスタート(30m & 60m)は
●1991 東京 決勝
🇺🇸Leroy Burrell 9.88 (3.80 & 6.41)
🇯🇲Raymond Stewart 9.96 (3.79 & 6.41)
●2007 大阪 2次予選
🇯🇲Asafa Powell 10.01 (3.80 & 6.39)



今大会予選 アジア勢 上位7名
60m通過 暫定個人分析

18.🇹🇭Puripol Boonson 10.15 - 6.63 q
25.🇨🇳Xie Zhenye 10.21 - 6.62
31.🇨🇳Deng Xinrui 10.23 - 6.49
38.🇴🇲Al Balushi 10.25 - 6.59
39.🇯🇵桐生祥秀 10.28 - 6.61
44.🇯🇵守祐陽 10.37(.370) - 6.69
44.🇯🇵サニブラウン 10.37(.370) - 6.68


日本勢は残念ながら準決勝進出ならず。

個人的に注目していた中国の Deng も得意のスタートで抜け出したものの、後半に大きく失速。
彼は今年の中国選手権 決勝(10.06)で 30m 3.79, 60m 6.41 とワールドクラスのスタートを見せていた。

そして、アジアの希望はタイ代表 Boonson ただ一人に。
日本代表にはこの悔しさをリレーで晴らして欲しい。

2 months ago (edited) | [YT] | 39

NP /2

日本陸上界新伝説誕生

第78回 全国高等学校陸上競技対校選手権大会
会場: 広島県・広島広域公園陸上競技場
男子100mタイムレース決勝 3組

● 清水空跳 10.00 (+1.7)*写判: 9.995
= U18世界最高, 日本高校新, 大会新, U20アジア新, 日本歴代5位タイ, 世界選手権参加標準記録(10.00)突破

*以下は日本陸連による分析と、個人によるTV映像分析を組み合わせた10m毎のスプリットタイム。

RT 0.135
10m 1.88(1.745)
20m 2.91(1.03)
30m 3.84(0.93)
40m 4.73(0.89)
50m 5.60(0.87)
60m 6.46(0.86)
70m 7.32(0.86)
80m 8.19(0.87)
90m 9.08(0.89)
100m 10.00(0.92)

MAX V: 41.94km/h
Speed lost: -0.06

3.84+2.62+3.54
6.46+3.54
歩数: 49.0歩
ピッチ: 4.90Hz


清水空跳 10.00 と 桐生祥秀 10.01 のsplit比較
清水 桐生
30m 3.84 3.81
50m 5.60 5.55〜5.57?*
60m 6.46 6.41〜6.43?*
*桐生の高校記録時の通過タイムはレース中に測定装置の不具合が生じて0〜35m と、フィニッシュ後の5mしか計測できていなかったという。
あくまで、50m 5.55 や 60m 6.41 などというタイムは日本陸連が数学的手法を用いて導いた「推定値」に過ぎない。


遂に伝説の日本高校記録 10.01 が塗り替えられた。
それは突然のことだった。
桐生は10.19→10.01におよそ5ヶ月かかったが、清水は日本選手権で10.19を出してから僅か3週間で一気に10.00までジャンプアップ。

特に本人が完璧だったという前半部分は彼を計測してきた中で見たことの無い数字がズラリと並んだ。
30m 3秒8台、50m 5秒6台、60m 6秒4台…

また、トップスピードは日本陸連分析で 約41.94 km/h (訂正前の発表は 42.05 km/h)。
これは公認下でサニブラウンや朝原、桐生に次ぐスピードと思われる(朝原は 2002年 日本選手権 決勝時に、桐生は 日本人初9秒台となる 9.98時に 42.01 km/h を計測。詳細は不明だが、サニブラウンはパリ五輪 準決勝で10m最速スプリットで0.85? = 約 42.35 km/h)。

●参考までに10.19, 10.20 時の個人分析
日本選手権 予選 10.19 (+0.8)
30m 3.91, 60m 6.60, 後半40m 3.59

石川県高校総体 決勝 10.20 (+1.4)
60m 6.58, 後半40m 3.62


「後半は頑張り過ぎて身体がついて来なかった」
とのこと。
それでも、後半40mは恐らく日本高校史上最速を記録していた。


まだ16歳。
過度な期待は良くないが、彼の今後の活躍は見逃せない。

4 months ago (edited) | [YT] | 175

NP /2

彼はやはり凄かった。

現NFL マイアミ・ドルフィンズのワイドレシーバーで、高校時代はアメリカ陸上界期待の星(世界ジュニア 200m 銅メダリスト)でもあった Tyreek Hill がなんと、31歳にして100mで高校時代(18歳)のPBを更新。
200mも20.50 (PB 20.14)。

実に13年振りの自己新となったわけだが、
NFLでプレーしながらまだこれだけ走れるのは驚き。
しかも彼は、撮影用カメラを胸部に装着した状態で走っていた。

10.19 (+1.7) 2012 → 10.15 (+1.2) 2025 🆕

【高校時代とのスプリット比較】
10.19 10.15
30m 3.93 3.92 (3.91の可能性も)
60m 6.60 6.57

30mは3秒9台前半、これは日本の選手で言えばレジェンド末續慎吾や塚原直貴のタイム。
Hill は大学時代 Pro dayの40yard (36.576m)で4.21を記録(手動計時)したが、寧ろスプリット的には今の方が速い。

また、60m は布勢スプリントにおいて 10.14 で優勝した宮城辰郎と同じくらいのタイムで、スプリット全体的に公認下自己最速が並んだ。

Lylesとの対決も控えているHill (*そのLylesは足首を負傷中)、
東京五輪前は 100m で五輪出場を目指していたが、再び 2028年 五輪も100m アメリカ代表を目指しているという。

5 months ago (edited) | [YT] | 37

NP /2

Jordan Anthony... 彼はモンスター🐗

アンカー 8.73 〜 8.74 の可能性が浮上。

6レーンの Butler も 8.90前後でかなり速いはずなのに。

8.73 はベルリン世界陸上時の Asafa Powell に並ぶタイムで、手元の集計ではパフォーマンス歴代5位タイ相当。

風が強かった可能性もあるが、それでも実力は本物だろう。

6 months ago | [YT] | 35