帰ってきたモデラーのプラモ部屋

【帰ってきたモデラーのプラモ部屋】にようこそ!

 かつてプラモ趣味に没頭し、大人になってふたたびプラモを手に取った人を、わたしは「帰ってきたモデラー」と呼んでいます。わたし井上岳則も、そんなひとりです。

 最近の模型雑誌に掲載されるプロの作例は、マネをするにはレベルが高すぎ、専用の工具も必要。いつの間にか眺めて満足するものに変わってしまいました。

 でも、初期のガンプラブームの頃の模型雑誌といえば、これをマネして作ってみたい、これを参考にしたいという、手に届く範囲の作例が多かったはずです。プラモ趣味とは、そんな緩い世界がスタートでよかったはずです。色を塗ったり、小さな改造をしたり、どこか1ヶ所だけでもこだわって作り込んで、素組みと異なる自分だけの『作品』ができあがったとき、そこに喜びを感じたはずです。完璧じゃなくても、自分がニンマリとできれば、それでよかったんです。

【帰ってきたモデラーのプラモ部屋】では、そんなユル〜い作例を、80年代のガンプラブームの時代に熱中してから長らく遠ざかっていた素人モデラーが、ユル〜く紹介していきます。

 ユル〜くご覧いただけたら幸いです。