枡太の朗読空間（ますた）

【年末のご挨拶】

今年も『枡太の朗読空間』をご視聴いただき、誠にありがとうございます。

本年2024年は佐藤春夫「現代語訳　方丈記」を中心に、関連作品も皆様に多く聴いていただくことができました。
また、昨年以前から好評いただいております「平家物語」や「徒然草」も変わらず多くのご愛聴をいただき、今後も古典作品と向き合い続ける勇気をいただきました。（学生時代は「古文」が一番嫌いでしたので。。）

さて本日12月31日は、寺田寅彦の命日でもあります。
本年最後の投稿作品「丸善と三越」。
彼の独特な視点で描かれた大正時代の東京の一日をお楽しみいただければ幸いです。

ゆく年くる年のひととき、落ち着いた時間をお過ごしください。来年もまた、素敵な作品をお届けできるよう努めてまいります。

どうぞ良いお年をお迎えください！

11 months ago | [YT] | 16

枡太の朗読空間（ますた）

【12/8(日) 朗読イベントのお知らせ】

いつも朗読をお聴きいただき、ありがとうございます。
はや年の暮れが近づき、冬らしい寒さがようやく訪れようとしております此頃、いかがお過ごしでしょうか。

本日２点、お知らせがございます。

（１）次回の動画につきまして

11/23(土・祝) 21:00頃～
佐藤春夫『兼好と長明と』

岩波現代文庫『現代語訳　方丈記』に収められた古典文学論。
佐藤春夫の鴨長明シリーズはこちらで最後となります。
家事や作業、おやすみのお供に、ぜひお聞きください。

（２）朗読イベントにつきまして

12/8(日)、東京都内の朗読イベントに参加いたします。

作品は、山本周五郎の名作「鼓くらべ」。

江戸時代・加賀国。
正月に金沢城で催される「鼓くらべ」で賞を得るため、勝ち気な少女・お留伊は毎日、鼓の稽古に明け暮れる。そこへ、「お嬢様の鼓の音に誘われて」と、ひとりの貧しい旅絵師が現れるが…

朗読をはじめたてのときに出会い、「芸術とはなにか」を深く刻みつけられた、
私にとって最も大切な作品です。
朗読家・月舞海玖さんと二人で、この物語をお届けいたします。


イベント名：『言想綴園・拾弐（げんそうていえん・12）』
日時：12月8日（日）
第1部 13:30開場 / 14:00開演
第2部 16:30開場 / 17:00開演
会場：江古田フライングティーポット（flyingteapot1997.wixsite.com/ekoda-flying-teapot）
入場料：2,000円（1ドリンク付）

ご予約は以下のリンクからお願いいたします：
www.quartet-online.net/ticket/ssvbhjy?m=0whajgg

師走の寒いひととき、心あたたまる物語を共に味わいませんか。
皆様のご参加をお待ちしております。

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1 year ago | [YT] | 49

枡太の朗読空間（ますた）

【お知らせ】5/6 朗読会～漱石と仲間たち～@漱石山房記念館

いつも朗読をお聴きいただき、ありがとうございます。

GW最終日の5月6日(月・祝)に、
漱石山房記念館(東京新宿区・早稲田)にて開催されます
朗読会<漱石と仲間たち>にゲストとして参加、朗読させていただきます。

主催：フォエーバーリーディング／葉月のりこ様
詳細：haduki48.blogspot.com/2024/02/56.html
開演：15:30 (開場15:15/終演16:40位)
入場料：1,500円（当日清算）
ご予約は、こちらのお問合せフォームからお願いいたします。
www.norikohazuki.com/%E3%81%8A%E5%95%8F%E3%81%84%E…

私は、夏目漱石『二百十日』より、第三章を読ませていただきます。
阿蘇の宿で、主人公の碌(ろく)さんと圭(けい）さんが、女中とおかしなやりとりをする場面です。
「ビールはござりませんばってん。恵比寿ならござります」

『二百十日』は以前、動画でもご紹介したことがありますが、中の人（私）がどのように朗読しているのか、ライブで体験してみたいかたは是非、お越しいただけますと幸いです。

また私のほかにも、飯干大嵩さん、二宮隆さんといった折り紙付きの実力者の方々が、それぞれ菊池寛『恩讐の彼方に』、芥川龍之介『蜜柑』を朗読されます。

漱石山房記念館は、その名の通り漱石山房（漱石の住居兼書斎）の跡地に建てられた記念館で、この地から多くの名作が生み出され、「木曜会」で多くの弟子たちとの交流が行われました。

GW最終日、そんな文学の生まれた場所の「香り」を、朗読とともに味わうのはいかがでしょうか？

皆様のお越しを、楽しみにお待ちしております！

1 year ago | [YT] | 17

枡太の朗読空間（ますた）

【告知】イベント出演のお知らせ／新作動画公開

いつも朗読をお聴きいただき、ありがとうございます。

3月20日(水・祝)、埼玉県・白岡霊園様で開催の春彼岸イベントとして行われます
朗読劇『うまい商売』に枡太が出演いたします。（直前の告知となり恐縮です）

昨秋の『奥様狐の御婚礼』同様、グリム童話をもとにした落語調のお話。
私は語りを担当いたします。
主人公となる百姓を演じる風茶和宇河（ふさわうか）さん、
悪賢い問屋の主人やお奉行様を担当される杉宮加奈（すぎみやかな）さんと共に、不景気な世を渡っていくための「うまい商売」の才能とは？を、笑い話でお届けいたします。

三回公演、観覧は無料。それぞれ25分程度の公演となる予定です。

① 10:30～
② 13:00～
③ 14:00～

当日は「白岡駅」「東武動物公園駅」より送迎バスも出ておりますので、お越しの際にはぜひご利用ください。




また本日は、新しい朗読動画の公開を予定しております。

今回は中原中也の詩集『山羊の歌』をお届けいたします。

「ゆあーん　ゆよーん　ゆやゆよん…」の「サーカス」や、「汚れつちまつた悲しみに…」で知られる、中也の代表作が多く含まれる、彼の生前に出版された唯一の自作詩集。

長さは1時間21分、久しぶりの「おやすみ前に聴く朗読　文学の旅」シリーズです。
是非お聴きいただけますと嬉しいです。

今後とも『枡太の朗読空間』を何卒よろしくお願いいたします。

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1 year ago | [YT] | 35

枡太の朗読空間（ますた）

🎉本日は夏目漱石の生誕日🎂


夏目漱石の処女作「吾輩は猫である」（全22回）

こちらにおまとめいたしました。

語り手の猫をはじめ、苦沙弥先生、迷亭、寒月といった

ユニークなキャラクターたちが織りなす、明治時代の社会風刺、批判精神のにじみ出た

ユーモアあふれる漱石の代表的作品です。

１年をかけて完成した自信作の朗読です。ぜひお聴きください！


www.youtube.com/playlist?list...


今年は夏目漱石の魅力をお伝えするため、少しずつ読み増やしていきたいと思っております。

よろしくお願いいたします。

#朗読 #夏目漱石 #吾輩は猫である #生誕記念

1 year ago | [YT] | 44

枡太の朗読空間（ますた）

🌙✨【朗読の視聴方法についてご案内】✨🌙

こんにちは、枡太です。いつもご視聴いただき、誠にありがとうございます。

皆様は日々の喧騒から離れ、リラックスした時間を過ごすために、どのようなことをされていますでしょうか。本チャンネルでは皆様に「穏やかな時間をお過ごしいただく」ための朗読動画をお届けしたいと考えています。

📚【おやすみ前に聴く朗読】シリーズはもちろん【吾輩は猫である】や【平家物語】【徒然草】といったチャンネルのすべての朗読動画は、作業用BGM、またはおやすみ用として眠りながらでも、自由に、好きな時間にお楽しみいただけます。

💬 皆さんがどのように朗読動画を聞いているか、コメントでお聞かせいただけると嬉しいです。また、今後朗読してほしい作品のリクエスト等がございましたら、ぜひ教えてください。

※著作権が切れているものでお願いします。
作者が青空文庫(www.aozora.gr.jp/index_pages/person_all.html)に掲載され…

🌟 本チャンネルが、皆様の日々に少しでも安らぎをもたらすことができれば幸いです。今後とも、【枡太の朗読空間】をどうぞ宜しくお願い致します。

おやすみの前に、またリラックスしたい時間に。
皆様の心が穏やかでありますように。


#朗読 #作業用BGM #睡眠 #リラックス

1 year ago | [YT] | 74

枡太の朗読空間（ますた）

【謹賀新年】

旧年中は格別のお引き立てを賜り、誠にありがとうございます。

今年は辰年。
ということで、以前の朗読になりますが
芥川龍之介「竜」をお届けいたします。

宇治拾遺物語から題材を採った本作の主人公は、
自分の鼻をからかう周囲の人間に一杯くわせようと
「三月三日、この池より竜昇らんずるなり」という"嘘"の立て札を猿沢の池のほとりに立てた「鼻蔵」得印法師。
しかしこの嘘が「バズって」しまい、大勢の人々が三月三日に猿沢池に集ってきてしまう…

嘘に踊らされる人間の心境が、作者の鋭い観察眼によって克明に表現されている本作、SNS全盛の現代にも、相通ずるものがあります。ぜひお楽しみください。

また、『現代語訳　徒然草』の第三回（最終回）につきましては全243段の収録を終え、編集段階に入っております。
一月上旬～中旬に公開を予定しておりますので、どうぞ今しばらくお待ちください。


今後も皆様のご期待に応えるべく、精進してまいります。
本年も『枡太の朗読空間』を何卒よろしくお願い申し上げます。

1 year ago | [YT] | 20

枡太の朗読空間（ますた）

【新着動画と朗読会出演のお知らせ】

動画「現代語訳　徒然草(2)」を先週公開いたしました！
全３回中、第２回の今回は 85段～166段までを収録、
「木登りの名人」や「猫又」、「花は盛りに」「日野資朝」など興味深い話が今回も盛りだくさんの２時間となっております。

（徒然草　再生リスト）
www.youtube.com/playlist?list...


【朗読会出演のお知らせ】

来週12/15(金)に東京・江古田で開催されます
朗読会【言想綴園・漆（げんそうていえん７）】に出演させていただきます。

『徒然草』から、私よりぬきの章段を、朗読会向けにアレンジ・独自に翻訳したものを朗読いたします。
木登りの名人、仁和寺の法師、聖海上人の話など…笑えるものから、無常を伝えるものまで、ライブで楽しんでいただけるよう構成いたしました。(15～20分程度)

今回の朗読会も、素晴らしい朗読者の方々が集まっております。
ご都合が合うようでしたら是非お越しくださいませ。お待ちしております。

（ご予約）枡太
www.quartet-online.net/ticket/pqccwpb?m=0ygeiia

【日時】
・12/15（金）
15:00～／19:00～
※開催時刻の30分前より入場いただけます

【イベント情報】
言想綴園・漆（げんそうていえん７）
12/15 - 17 の３日間にかけて行われる朗読ライブイベント。
日毎に異なったテーマになっております。

15(金)：純朗読
16(土)：朗読劇・声劇
17(日)：ポッドキャスター

詳細はこちらのポストよりご確認ください。twitter.com/HLUG_info/status/1724403677602205982

【12/15(金)出演者】
陸奥：twitter.com/M_Y_B_H
飯干大嵩：twitter.com/MasatakaIiboshi
藤原建：twitter.com/magasasystems
南まり(19:00のみ)：twitter.com/mariminamimari
くまかつみ(15:00のみ)：twitter.com/kumakatsu0411
枡太

【会場】
江古田Cafe FLYING TEAPOT

東京都練馬区栄町27-7 榎本ビルB1
TEL: 03-5999-7971

【最寄り駅】
西武池袋線　江古田
都営大江戸線　新江古田

【チケット】
2,000円（1ドリンク付き※）

※アルコールのご注文は追加料金が必要です

【ご予約】
www.quartet-online.net/ticket/pqccwpb?m=0ygeiia

2 years ago | [YT] | 14

枡太の朗読空間（ますた）

【イベント出演のお知らせと次回予告】

9月23日(土)、埼玉・白岡霊園様で開催の秋彼岸祭で行われます朗読劇
『奥様狐の御婚礼』に枡太が出演いたします。

初版グリム童話をもとにした落語調のお話で、私はご隠居「古狐」ほか多数の若狐を担当いたします。
語りと奥様狐の杉宮加奈（すぎみやかな）さん、女中猫の風茶和宇河（ふさわうか）さんと共に、愉快なお笑い芝居をお届けいたします。
長年連れ添った妻の行動に不信感を抱いた夫・古狐がとった行動とは…

三回公演、観覧は無料。それぞれ25分程度の舞台となる予定です。

① 10:30～
② 13:00～
③ 14:00～

当日は「白岡駅」「東武動物公園駅」より送迎バスも出ておりますので、お越しの際にはぜひご利用ください。




さて話は変わりますが、現在、次の朗読動画を鋭意作成中です。

次回は古典朗読『現代語訳　徒然草』を１０月よりお届けする予定です。

「徒然草」は鎌倉時代末期～室町時代初期に兼好法師によって書かれた随筆集で、方丈記・枕草子の並ぶ日本最大随筆のひとつ。243段からなり、かなり長い作品になりますので、全３回に分けて朗読をお届けいたします。（順次でき次第、公開して参ります）

佐藤春夫による現代語訳でお届けいたしますが、内容に誤訳がないか、表現が適切かなど、原文と照らし合わせて確認しながらすすめておりますので、スローペースになってしまいますが、ご容赦ください。


今後とも『枡太の朗読空間』を何卒よろしくお願いいたします。

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2 years ago | [YT] | 43

枡太の朗読空間（ますた）

【お知らせ】
いつも朗読をお聴きいただきまして、ありがとうございます。

これまで何度かご一緒させていただきました
「西村俊彦の朗読ノオト」の西村俊彦さんと、今回も、朗読の共演をさせていただきました。

菊池寛『袈裟の良人』

平家物語の時代。
源渡（みなもとのわたる）の妻、袈裟御前（けさごぜん）に横恋慕した
遠藤武者盛遠（もりとお）。

袈裟は夫の身代わりとなって、後世「貞女」と讃えられるようになった美談だが、果たして当事者たちの気持ちはどうであったのか…

（CAST）
源渡：西村俊彦さん（youtube.com/@roudokunote）
袈裟御前：高村読人さん（twitcasting.tv/c:yomuhito）
遠藤盛遠：枡太

ツイキャスやライブで朗読活動をされております高村読人（たかむらよみひと）さんもご一緒に、今回は三人で作品を作り上げました。

「平家物語」では、出家後の盛遠が「文覚」として登場しますが、
その前段のお話です。聴き応えのある作品ですので、是非、お聴きください。

また、今夜(9月3日) 21時～当チャンネルにて「芥川龍之介」が同じ説話をテーマに描いた別作品の朗読動画を公開いたします。
舞台設定が同じであるものの、菊池寛の作品と比べ、登場人物の気持ちがかなり異なっています。
「俊寛」などもそうですが、同じ平家物語の舞台をテーマにしながら、全く解釈の異なる作品を描いた朋友、菊池寛と芥川龍之介。

ふたりの作家性の違いなども楽しんでいただければ幸いです。

2 years ago | [YT] | 10