あつお

【種まきのとき、光はいるの?いらないの?】
~好光性・嫌光性ってなんだろう?~

「タネをまいたけど、なかなか芽が出ない…」
もしかすると、それは**“光”の与え方が原因**かもしれません。

今日は、種の性格のひとつ「光に対する反応」について、園芸をもっと楽しくするちょっと学術的なお話をしてみます!

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■種子には“光が好きなタイプ”と“苦手なタイプ”がある?
実は、植物の種子には「光が発芽に必要かどうか」という性質の違いがあります。

それがこちら:

◆ 好光性種子(こうこうせい)
→ 光があることで発芽が促されるタイプの種子
→ 覆土は薄く or 土をかけない方が発芽しやすい

◆ 嫌光性種子(けんこうせい)
→ 光を嫌い、暗い環境で発芽しやすい種子
→ 土をしっかりかぶせて、遮光することが大切

つまり、「なんとなく土に埋めたら芽が出なかった…」という失敗、それ、タネのタイプと“光の加減”が合っていなかった可能性があるんです!

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■代表的な好光性種子
・レタス
・ミツバ
・ペチュニア
・ベゴニア
・ニンジン など

→ ごく浅くまく or 覆土なしが基本!

■代表的な嫌光性種子
・トマト
・ナス
・スイカ
・オクラ
・キュウリ など

→ タネの2〜3倍の深さにしっかり覆土!


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■どうやって見分ける?
種袋に「覆土はうすく」「まき土は不要」「暗所発芽」と書いてあれば、それがヒントになります!
迷ったら「小さい種は光を好み、大きめの種は土を好む傾向がある」と覚えると便利ですよ。

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■発芽に光が関係するのはなぜ?
光に反応することで、種子内のホルモン(ジベレリンなど)が活性化するためです。
それぞれの植物が“自分にとって最適な環境”を見極めるために、光を「発芽の合図」として使っているんですね。

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タネの好みを知ってまけば、芽が出る確率もぐんとアップ!ちょっとした知識が、**「失敗しない種まき」**につながります。

このチャンネルでは、実際の種まきの様子や、光の有無による発芽比較なども取り上げていきます!

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最後にクイズです!

① 好光性種子の特徴として正しいのは?
A. 光があると発芽しにくい
B. 土を厚くかぶせた方が発芽しやすい
C. 光があることで発芽が促される

② 嫌光性種子に適したまき方は?
A. 土をかけずに日向におく B. 覆土せずに乾燥させる C. 土をかぶせて暗くする

クイズに参加すると、楽しく知識が身につきます!
さらに、コメントで答えてくださった方には、解説を添えてお返事しています。
気軽に参加して、タネ博士を一緒に目指しましょう!

6 months ago | [YT] | 9