行列のできるCFO 公認会計士いのちゃん先生

【やってはいけない保証協会付き融資の使い方と出禁になる3つのケース】

保証協会付き融資で3つのNG行為をしていませんか?

ある社長が保証協会付き融資で得た運転資金を車の購入に使おうとしていたところ、専門家から「それは絶対NG」と注意を受けました。

多くの経営者が融資の使い道やルールを十分に理解しておらず、知らずに「保証協会から出入り禁止」になるリスクを抱えています。

そこで、今回は「やってはいけない保証協会付き融資の使い方と出入り禁止になる3つのケース」について解説します。



【保証協会との付き合いが重要である理由】

保証協会の保証がなければ、金融機関からの融資は極めて困難になります。

中小企業にとって融資の多くは保証協会付きであり、出入り禁止となれば資金調達の道が断たれます。

出入り禁止になる行為には、融資目的外の資金使用、他者へのまた貸し、借入金で他の融資を返済する救済振替えなどがあります。

これらは信頼関係の崩壊を招き、保証協会・金融機関双方からの信用を失います。



【不正が発覚する理由】

保証協会からの融資で不正がバレる理由は、通帳や決算書で資金の使途や流れが一目瞭然だからです。

不正な「目的外使用」「また貸し」「救済振替」などは帳簿に痕跡が残り、調査で即発覚します。

銀行の提案で行ったとしても責任は経営者にあり、信頼喪失のリスクを負うことになります。

借換は許可を取れば問題ありませんが、事前申告なしの行為は絶対に避けるべきです。



【まとめ】

保証協会からの出入り禁止を招く3行為は「目的外使用」「また貸し」「救済振替」です。

中小企業にとって保証協会との関係は資金調達の生命線ですので、その関係を壊してしまわないよう、これら3行為は絶対にしないことを強くおすすめします。

詳しい解説は↓
https://youtu.be/ZufgkeaESGc

3 weeks ago | [YT] | 5