ドクターハッシー/内科医 橋本将吉
🎤【溶連菌感染症(咽頭炎/猩紅熱) — 子ども中心だけど、大人にも要注意!】どうも、ドクターハッシーです👨⚕️✨最近肌寒くなってきましたね!体調管理がより難しくなってくる季節です。「喉が激しく痛い」「38〜39°Cの高熱が急に出た」そんな症状が出たら、風邪と思わず「溶連菌感染症(ようれんきんかんせんしょう)」も視野に入れてほしい。特に最近は、大人の症例も増えてきているという報告もあるので、油断できません。今日はその特徴と対策をしっかり解説します。🦠 溶連菌感染症とは?基本のおさらい溶連菌感染症は、A群β溶血性レンサ球菌(Streptococcus pyogenes)が原因の感染症で、主に咽頭(のど)や扁桃(へんとう)などに感染します。 <特徴>〇潜伏期間は一般的に 2〜5日 程度。 〇流行時期は、冬~春、または寒暖差が激しい季節にかけて増える傾向があります。 〇典型的な症状としては 高熱、激しい喉の痛み、扁桃腺の腫れ・赤み、苺舌(いちごじた:舌の表面に赤くぶつぶつが出る) など。 〇猩紅熱(しょうこうねつ:溶連菌が原因で全身に発疹が出るタイプ)を伴うことも👥 大人がかかるケース、なぜ要注意?溶連菌は「子どもの病気」というイメージが強いですが、大人も感染します。 大人では高熱・強い喉の痛み・リンパ節の腫れが目立ち、風邪との違いが際立つことがあります。咳・鼻水など風邪症状があまり前面に出ないことも。 社会人・働き盛り世代だと、職場での感染拡大もリスクになります。風邪と思って通勤していたら、周囲に広げてしまう可能性。 放置すると合併症のリスクもあります(急性糸球体腎炎、リウマチ熱、扁桃周囲膿瘍など) 最近は、日本国内でも「劇症型溶連菌感染症(STSS)」という非常に重篤な形に進展する例も懸念されています。 🔍 見分けのポイント(風邪との違い)喉の痛み ⇒ 非常に鋭く、飲み込みがつらいほどのことも発熱 ⇒ 高熱(38~39℃程度)が急に出る発疹・皮膚症状 ⇒ 猩紅熱様の発疹、苺舌など咳・鼻水 ⇒ 比較的控えめ、風邪のような症状は目立たないことも全身倦怠感 ⇒ 強い倦怠感、頭痛・関節痛を伴うことも✅ 対策・注意すべきこと(医師ハッシー視点)□早めに受診・検査をのどが痛くて高熱が出たら、風邪の薬で済ませず、耳鼻科・内科・小児科で迅速検査(溶連菌の迅速抗原検査など)を。 □抗生物質治療は指示通りに飲み切る中途半端な服用や早期中断は、菌が残り合併症や再発を招くリスクに。 □安静・休息を優先する体力を奪われる病気なので、無理をせず休むことが重要。□水分・栄養の補給痛みで飲み込みづらい時は、ゼリー・スープなどで栄養補給を工夫。□感染を広げない行動マスク・手洗い・咳エチケット・食器の共有を避けるなどを徹底□合併症のサインに敏感であること血尿・むくみ・関節痛・強い動悸・息苦しさなど、いつもと違う異常はすぐ受診この秋〜冬は、溶連菌感染症にも十分な注意が必要です。「喉が痛いだけだし…」と思って見過ごすのではなく、症状が強い・長引くと感じたら早めに受診を。💡 プチハッシーTips「冷えは万病のもと」→ 体温が1℃下がると免疫力は30%低下とも言われます「口腔ケア」も立派な免疫対策!歯周病菌は全身炎症の元に「水分補給」もお忘れなく!乾燥すると粘膜バリアが弱まりウイルスが侵入しやすくなります。口腔ケアって歯磨きだけじゃないんです!もちろん、口腔内を綺麗に保つことが大切ですが、唾液を多く分泌できるようにトレーニングすることも大切になります。唾液には自浄作用がありますので、分泌が多いと口腔内の清潔を保つことにも繋がります。僕はそんなことが分かっていながらも、歯磨きの時間が取れないことが多いです💦忙しくて!!!(笑)でもやっぱり口腔ケアは手を抜きたくないという思いから作った口腔ケアタブレットがあります。「会議があるけど歯を磨く時間がない!口臭気になる!」って時ありませんか?そんな時に、口に一粒含んで舐めるだけで口臭ケアと唾液の分泌の促進を行ってくれるのが、僕が開発した【KissMyMint】になります。【KissMyMint】はこちら👉hashimotomasayoshi.co.jp/product/kissmymint/焦らず、でも慎重に。みなさんが健康で過ごせますように、僕も発信を続けていきます😊そうそう、ハロウィンどうしようかなって考えてるんだけど、先日社員ちゃんが休みの日に会社に忘れ物を取りに来て、「この後友達とこれ被るんです!」って言ってたのを借りてみた。こんな感じで登場も面白いよね(笑)
1 week ago | [YT] | 457
ドクターハッシー/内科医 橋本将吉
🎤【溶連菌感染症(咽頭炎/猩紅熱) — 子ども中心だけど、大人にも要注意!】
どうも、ドクターハッシーです👨⚕️✨
最近肌寒くなってきましたね!体調管理がより難しくなってくる季節です。
「喉が激しく痛い」「38〜39°Cの高熱が急に出た」
そんな症状が出たら、風邪と思わず「溶連菌感染症(ようれんきんかんせんしょう)」も視野に入れてほしい。特に最近は、大人の症例も増えてきているという報告もあるので、油断できません。今日はその特徴と対策をしっかり解説します。
🦠 溶連菌感染症とは?基本のおさらい
溶連菌感染症は、A群β溶血性レンサ球菌(Streptococcus pyogenes)が原因の感染症で、主に咽頭(のど)や扁桃(へんとう)などに感染します。
<特徴>
〇潜伏期間は一般的に 2〜5日 程度。
〇流行時期は、冬~春、または寒暖差が激しい季節にかけて増える傾向があります。
〇典型的な症状としては 高熱、激しい喉の痛み、扁桃腺の腫れ・赤み、苺舌(いちごじた:舌の表面に赤くぶつぶつが出る) など。
〇猩紅熱(しょうこうねつ:溶連菌が原因で全身に発疹が出るタイプ)を伴うことも
👥 大人がかかるケース、なぜ要注意?
溶連菌は「子どもの病気」というイメージが強いですが、大人も感染します。
大人では高熱・強い喉の痛み・リンパ節の腫れが目立ち、風邪との違いが際立つことがあります。咳・鼻水など風邪症状があまり前面に出ないことも。
社会人・働き盛り世代だと、職場での感染拡大もリスクになります。風邪と思って通勤していたら、周囲に広げてしまう可能性。
放置すると合併症のリスクもあります(急性糸球体腎炎、リウマチ熱、扁桃周囲膿瘍など)
最近は、日本国内でも「劇症型溶連菌感染症(STSS)」という非常に重篤な形に進展する例も懸念されています。
🔍 見分けのポイント(風邪との違い)
喉の痛み ⇒ 非常に鋭く、飲み込みがつらいほどのことも
発熱 ⇒ 高熱(38~39℃程度)が急に出る
発疹・皮膚症状 ⇒ 猩紅熱様の発疹、苺舌など
咳・鼻水 ⇒ 比較的控えめ、風邪のような症状は目立たないことも
全身倦怠感 ⇒ 強い倦怠感、頭痛・関節痛を伴うことも
✅ 対策・注意すべきこと(医師ハッシー視点)
□早めに受診・検査を
のどが痛くて高熱が出たら、風邪の薬で済ませず、耳鼻科・内科・小児科で迅速検査(溶連菌の迅速抗原検査など)を。
□抗生物質治療は指示通りに飲み切る
中途半端な服用や早期中断は、菌が残り合併症や再発を招くリスクに。
□安静・休息を優先する
体力を奪われる病気なので、無理をせず休むことが重要。
□水分・栄養の補給
痛みで飲み込みづらい時は、ゼリー・スープなどで栄養補給を工夫。
□感染を広げない行動
マスク・手洗い・咳エチケット・食器の共有を避けるなどを徹底
□合併症のサインに敏感であること
血尿・むくみ・関節痛・強い動悸・息苦しさなど、いつもと違う異常はすぐ受診
この秋〜冬は、溶連菌感染症にも十分な注意が必要です。
「喉が痛いだけだし…」と思って見過ごすのではなく、症状が強い・長引くと感じたら早めに受診を。
💡 プチハッシーTips
「冷えは万病のもと」→ 体温が1℃下がると免疫力は30%低下とも言われます
「口腔ケア」も立派な免疫対策!歯周病菌は全身炎症の元に
「水分補給」もお忘れなく!乾燥すると粘膜バリアが弱まりウイルスが侵入しやすくなります。
口腔ケアって歯磨きだけじゃないんです!
もちろん、口腔内を綺麗に保つことが大切ですが、唾液を多く分泌できるようにトレーニングすることも大切になります。
唾液には自浄作用がありますので、分泌が多いと口腔内の清潔を保つことにも繋がります。
僕はそんなことが分かっていながらも、歯磨きの時間が取れないことが多いです💦
忙しくて!!!(笑)
でもやっぱり口腔ケアは手を抜きたくないという思いから作った口腔ケアタブレットがあります。
「会議があるけど歯を磨く時間がない!口臭気になる!」
って時ありませんか?
そんな時に、口に一粒含んで舐めるだけで口臭ケアと唾液の分泌の促進を行ってくれるのが、僕が開発した【KissMyMint】になります。
【KissMyMint】はこちら👉hashimotomasayoshi.co.jp/product/kissmymint/
焦らず、でも慎重に。みなさんが健康で過ごせますように、僕も発信を続けていきます😊
そうそう、ハロウィンどうしようかなって考えてるんだけど、
先日社員ちゃんが休みの日に会社に忘れ物を取りに来て、
「この後友達とこれ被るんです!」って言ってたのを借りてみた。
こんな感じで登場も面白いよね(笑)
1 week ago | [YT] | 457