Blue Sky Yamagata
山形空港をめぐり、大型航空機の離発着のための滑走路の延長など将来のビジョンを話し合う検討会が20日、山形市で開催されました。県が主催した検討会は、山形空港の利用拡大につなげようと山形市の村山総合支庁で行われ、商工団体や有識者、自治体の関係者などおよそ40人が参加しました。このなかで県の担当者は、山形空港の利用者数は去年、コロナ禍前の水準まで回復しているとしたうえで、タイやシンガポールなど東南アジアを中心に海外からの大型航空機を受け入れるため、現在2000メートルとなっている滑走路を、総事業費210億円かけて500メートル延長することを検討していると報告しました。これについて出席者からは「経済活性化や防災対応力の向上の観点から機能強化をはかるべき」といった意見が出た一方「誰が費用を負担するのかや航空機の発着が増えるのか、データが示されていない。慎重に検討を進めるべきだ」といった意見が出ていました。県空港港湾課の渡部靖課長は「山形新幹線など鉄道もある中、差別化をはかり、どのように将来の山形空港を運営していくのか。今後の空港のあり方を多方面から検討したい」と話していました。情報:NHK
1 year ago | [YT] | 4
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山形空港をめぐり、大型航空機の離発着のための滑走路の延長など将来のビジョンを話し合う検討会が20日、山形市で開催されました。
県が主催した検討会は、山形空港の利用拡大につなげようと山形市の村山総合支庁で行われ、商工団体や有識者、自治体の関係者などおよそ40人が参加しました。
このなかで県の担当者は、山形空港の利用者数は去年、コロナ禍前の水準まで回復しているとしたうえで、タイやシンガポールなど東南アジアを中心に海外からの大型航空機を受け入れるため、現在2000メートルとなっている滑走路を、総事業費210億円かけて500メートル延長することを検討していると報告しました。
これについて出席者からは「経済活性化や防災対応力の向上の観点から機能強化をはかるべき」といった意見が出た一方「誰が費用を負担するのかや航空機の発着が増えるのか、データが示されていない。慎重に検討を進めるべきだ」といった意見が出ていました。
県空港港湾課の渡部靖課長は「山形新幹線など鉄道もある中、差別化をはかり、どのように将来の山形空港を運営していくのか。今後の空港のあり方を多方面から検討したい」と話していました。
情報:NHK
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