行列のできるCFO 公認会計士いのちゃん先生

【潰れる会社と儲かる会社の決定的な違い】

「なぜあの会社は儲かっているんだろう」と疑問に思ったことはありませんか?

2025年上期の企業倒産件数は12年ぶりに5,000件を超え、3年連続で増加傾向にあります。

特に倒産企業には共通する特徴が見られ、その傾向は年々強まっています。

一方で、同じ環境下でも過去最高益を出している企業も存在し、その違いに注目が集まっています。

そこで、今回は「潰れる会社と儲かる会社との違い」について解説します。



【潰れる会社と儲かる会社との違い】

■目標や戦略

倒産する企業と最高益を出す企業の違いは「明確な戦略と目標の有無」です。

多くの倒産企業は戦略なしに経営を進めています。

一方、成功企業は「やること・やらないこと」を明確に定め、自社の強みに集中し、実際に戦略を文書化している企業は全体の1〜2割程度にとどまります。



■仕組みづくり

少人数でも高い生産性を出すための「仕組み作り」が重要です。

儲かる会社は、社長や熟練社員に依存せず、IT活用やマニュアル整備、省力化投資で業務を自動化・効率化しています。

国の補助金制度も活用できる今こそ、経営の仕組み化に取り組む好機です。



■自社の状況を見ている視点

倒産を防ぐには、売上や利益だけでなく、現金の流れ(資金繰り)を重視すべきです。

多くの経営者は資金管理が甘く、黒字倒産のリスクを抱えています。

今後は金利上昇や融資審査の厳格化も見込まれるため、現状と将来のキャッシュフローを見える化し、資金繰り管理を徹底することを強くおすすめします。



【まとめ】

2025年上期の倒産件数は5000件を超え、小規模・財務体力のない企業の倒産が急増しています。

一方で、戦略や計画を持ち、業務の仕組み化やキャッシュフロー管理を徹底している企業は好調を維持しています

詳しい解説は↓
https://youtu.be/XFpr9SMeCFw

2 weeks ago | [YT] | 1