パラボレーカンパニー

こちらは長崎で食べたド・ロさまソーメンです😋
美味でした!けど、味は正直普通のソーメンって私は感じました😅が…100年以上受け継がれているのには訳があります。それは、ド・ロ神父が大きな犠牲を払って使命に忠実であられたからです。

ド・ロ神父はキリシタン弾圧に耐えながら、貧しい生活をしていた当時のキリシタンの姿をみて「魂の救いだけでなく、肉体の救い、生活の救いが必要」と痛感しました。そこで、写真3枚目の出津教会堂(しつきょうかいどう)を1882年に建設し、教会を中心にしたコミュニティづくりをスタートしました。翌年には、救助院を創設し、マカロニ工場やソーメンなど多彩な事業を授けることで「自立して生活する力」を信者に授けました。事業を設立する能力はお父さまによる教育が土台にあったんだそうです。が…資金はどうしたのでしょうか🤔
実は、ド・ロ神父のお母さまは彼が故郷を離れ日本へ旅立つ時、もう二度と会えないと思い「全財産」の24万フラン(現在の日本円に換算すると、10億から15億円)を渡したのだそうです。事実、ド・ロ神父は一度も母国に帰ることなく、74歳で天に召されました。彼の従事した働きの背後には家族の強い強い絆と信仰と愛があったんです。

2 years ago | [YT] | 3