目醒めの巡礼者 錦織 新

【目醒めはラーメンの普通さ。深くないです】
目醒めと聞くと、
「なんか深いんでしょ?」
「すごい感覚が起きるんでしょ?」
「パカーンってなるやつでしょ?」
「深い気づきなんでしょ?」
「悟りとか宇宙とか、そういうやつでしょ?」

みたいなイメージを、もう全方位からかぶせられがちですが

……本当は、びっくりするほど普通です。

■目醒め=深い体験じゃない

目醒めは「在る」というシンプルな「事実」を認識すること。
偉くもないし、神秘もないし、レベルアップでもない。

むしろ、
朝ぼーっとしてるときの 「あ、起きたな」くらいの普通さ。

ボーッとしていても生きているじゃないですか。
存在していますよね。

そのときでもずっと変わらずある「存在してる事実」 のほうが、目醒めに近い。

■ラーメンぐらい普通

ラーメン屋で注文したラーメンが目の前に来たら、

「あ、ラーメンだ」

ってわかりますよね。

あの「わかっているという事実」。

深いですか?
悟ってますか?
パカーンしてますか?
宇宙の中心が見えますか?

見えませんよね(笑)

でもあれでいいんです。

目醒めって本来、そのくらい普通なんです。

■目醒めが難しくなる理由はただ一つ

スピリチュアルの世界に長くいるほど、
人は「深いもの」「特別な体験」「レベルアップ」に意識を向けがち。

すると、
「事実」よりも「体験の派手さ・すごさ」を追いかけてしまう。
これめちゃ物語ですよね。

でも目醒めとは、もっとシンプル。

ただ、今ここで起きている「事実」を見るだけ。

思考がある
感情がある
体が動いている
景色がある

その「あるものがある」という、ただそれだけ。

■深いものを求めるほど、目醒めは遠のきます

でもこの事実は、物語が邪魔して意外と見えない。

深遠なもの、
すごいもの、
高次元なもの

があるはず。それに気づいた私ってすごい!

っていう物語であり思い込み。

目醒めは、
深淵でもない。
レベルアップでもない。
特別なモードでもない。

ただ「今ここで気づいている」という事実がすべて。

だから、日常のどんな場面にも
静けさはあります。
その事実を認識したら、それが目醒め。

ラーメン屋さん行って
ラーメンを頼んでください。

「へい、お待ち!」

ラーメンが目の前に置かれて
「ラーメンが来た」とわかるとき、
その事実が目醒めです。

特別でも深くもなんにもないんです。
普通です。

このフツーの事実を今サロンで見ていますよ。

bit.ly/44Lh6tc

2 weeks ago (edited) | [YT] | 51