【投資塾】知らないより知っていた方が役立つ話

【▲5%ルール、約3年ぶりの点灯💡】

S&P500指数が週間(金曜日から金曜日)で▲9.08%下がりました。
ルールに従い、私は積立投資額1年分の買いを入れました。
現在、S&P500の先物が▲3%安のため、現段階ではかなり良いタイミングで買えるのではないかと思っています。

もちろん今週も▲5%以上下がってしまう可能性や、来月以降もさらに大きく下がってしまう可能性もあります。
「良いタイミングで買えた!」と思った直後に、そこからさらに下がることもあります。

しかし、最安値で買うことだけが正解ではありません。
過去の暴落局面─例えば2022年のインフレショックや2020年のコロナショック─では、最安値で買えなくてもその“付近”で買えた方は、結果的に大きな利益を得ています。

「最安値で買いたい」という気持ちはとてもよく分かりますが、点(最安値)ではなく、面(安値付近)で捉えることが重要です。
今保有している商品が大きく値下がりしていたり、余裕資金が少なかったり、SNSで暴落煽りを見てしまったりすると、「ここしかない」というタイトなタイミングでしか買えないように感じてしまいますが、将来のリターンを考えるとそれは逆にマイナスに働くことが多いです。

少し話題を変えて、期待値の話をします。

今、手元に1万円があります。
この1万円は、75%の確率で1.2万円に増えます。
しかし25%の確率で0.8万円に減ってしまいます。

このようなくじがあったら、買いますか?買いませんか?

答えは「絶対に買うべき」です。

なぜなら、
0.75 × 12,000 + 0.25 × 8,000 = 11,000円
つまり、期待値は+1,000円だからです。

もちろん、1回だけくじを引いて25%を引いてしまうと、その時は2,000円の損失になります。
しかし、1回の結果ではなく、「10回、100回と繰り返していったときの平均」を見ると、明らかに得をする構造です。
だからこそ、目先の結果に振り回されずに“期待値のある行動”を取り続けることが大切です。

投資の話に戻します。

暴落の局面で「買う」という判断をしても、その後にさらに下がることは多々あります。
それは悪いことではなく、恥ずかしいことでもなく、仕方のないことです。

“1回”の判断で下振れしてしまうことはよくあります。
しかし、皆様の投資人生はこれから10年、20年、30年と続いていきます。
その間に、暴落という局面に何回も、何十回も遭遇するはずです。

その度に投資判断をコロコロ変えてはいけません。
期待値がプラスである限り、常に同じ判断を取り続けなければいけません。
たとえ今回の買いが短期的には“失敗”だったとしても、それが正しい判断だったならば、それを続けることが将来の成功に繋がります。

感情に左右された瞬間、人は期待値を失います。
(たとえば、5回連続で“外れ(25%)”を引いて損をしてしまった時、「もうくじを引きたくない」と思ってしまうようなケース)

▲5%ルール点灯時に100ドルを投資した場合、1年後の期待値は118ドルです。
最大値は169ドル、最小値は66ドルです。
プラスリターンだった回数は39回で、マイナスリターンは9回です。
※1970年以降、合計48回の点灯を分析

つまり、約80%の確率で1年後はプラス、加えてそのリターンの平均は+18%です。

今回の暴落がマイナスリターン10回目になるかもしれません。
それでも次の▲5%ルールが点灯したら買わなければいけません。
今回は買ったけど、マイナスリターンになったから次は買わない、これは悪手です。
この選択をするくらいなら一度も買わないという選択が最良です。

目先の結果ではなく、5回、10回と積み上げた先の結果を大事にして下さい。

以上です。

※Xでも同じ投稿をしています。

4 months ago (edited) | [YT] | 663