すらぷるため

アニメ短編オムニバス映画「MEMORIES」今映画館で観れるのを知って観直したら名作すぎたのでオススメ。全3話の1話ごとの感想


「彼女の想いで」
廃墟になった華やかなの西洋建築の宇宙船に廃品業者の船が迷い込む話。95年(30年前!)の映画だから「以前は華やかだった舞台が、朽ちて廃墟になってる」のが、当時の現実のバブルが弾けて朽ちていく日本の時代背景を表している気がした。
「思い出(バブル)は逃げ込む場所じゃない!」


「最臭兵器」
1人の日本人が「オレ、なんかやっちゃいました、、、?」ととぼけながら異臭を放つ最強の兵器になってしまう話、自分1人の為に国家が動いて大規模になっていくのはAKIRAっぽい、人間一人処理するのに戦車が出てくるっていうのがもうAKIRA。最終兵器を持ってることに無自覚な主人公っていう気分が、好景気だった頃の日本人の「自信過剰」感が主人公に乗っかってない!?


「大砲の街」
アニメでほぼワンカットという手法で、作り方が凄すぎる。誰と戦ってるわけでもないのに何故か大砲を毎日撃ってる街の話。「は??何の為に大砲撃ってるの??」という「手段が目的になってしまう」自己目的化になりがちなのが日本あるある、自分も気をつけよう!

6 days ago | [YT] | 19