日本史の余談ですが
こちら、ことわざをユーモラスに描いた#幕末 の#浮世絵 。1枚目は「おへそが茶をわかす」。リアルにへそで茶をわかしています。おじさんのびっくり顔がおもしろい。こんな状況ですが、横にいる女性はお茶を飲んでます。さらに団子のようなものまであって、くつろぐ気まんまんです。2枚目は「こんにゃくの幽霊」。ブルブルと震えて頼りないさまを表すことわざです。この浮世絵ではガチこんにゃくです。3枚目は「うそをつくと閻魔様に舌を抜かれる」舌を抜かれようとしている男性のこれでもかというほどの八の字眉毛がおもしろい。あと、その背後にいる青鬼のなんとも言えない表情がいいですねぇ。4枚目は「耳をとって鼻へつける」シュールすぎます。男性も「こりゃまいったな」みたいなポーズしてますがたいへんなことになってます。「耳をとって鼻かむ」ということわざがあるそうで、その変形かもしれません。ちなみに意味は「突拍子もないこと、無茶なこと」だそう。たしかに無茶してます。5枚目は「男は敷居をまたぐと七人のかたきがある」敷居をまたぐ男性、手ぬぐいを肩にかけ勇ましさ満点。その前にはめちゃくちゃ強そうな7人がいるのですが大丈夫なんでしょうか。ちなみに意味は「家の外には敵や苦難がいっぱい」6枚目は「ぼたもちで尻をたたかれる」絵がシュールを通り越して完全に見ちゃいけないものみたいになっています。「はい、じゃあたたきますよ~」みたいな顔の女性の手にはぼたもち。そして尻を丸出して待ってる男性はなぜか笑顔。カオスです。こんなわけのわからないことわざ実在するのか!?と思ってしまいますが「棚からぼたもち」と似たような意味のことわざで実在したようです。7枚目は「かべに馬をのりかける」無茶しすぎです。馬も困惑してることでしょう。意味は「なにも考えず強引に行動を起こし無茶をする」だそう。意味を知るとなるほどと納得してしまいます。カベの下のほうにひび割れがあるのが、リアルでいいですね。国語の教科書の挿絵にも使えそうなユーモラスなことわざ絵、作者は#歌川広重 の弟子、#二代目歌川広重 です。
1 week ago | [YT] | 162
日本史の余談ですが
こちら、ことわざをユーモラスに描いた#幕末 の#浮世絵 。
1枚目は「おへそが茶をわかす」。
リアルにへそで茶をわかしています。おじさんのびっくり顔がおもしろい。
こんな状況ですが、横にいる女性はお茶を飲んでます。
さらに団子のようなものまであって、くつろぐ気まんまんです。
2枚目は「こんにゃくの幽霊」。
ブルブルと震えて頼りないさまを表すことわざです。
この浮世絵ではガチこんにゃくです。
3枚目は「うそをつくと閻魔様に舌を抜かれる」
舌を抜かれようとしている男性のこれでもかというほどの八の字眉毛がおもしろい。あと、その背後にいる青鬼のなんとも言えない表情がいいですねぇ。
4枚目は「耳をとって鼻へつける」
シュールすぎます。男性も「こりゃまいったな」みたいなポーズしてますが
たいへんなことになってます。
「耳をとって鼻かむ」ということわざがあるそうで、その変形かもしれません。
ちなみに意味は「突拍子もないこと、無茶なこと」だそう。たしかに無茶してます。
5枚目は「男は敷居をまたぐと七人のかたきがある」
敷居をまたぐ男性、手ぬぐいを肩にかけ勇ましさ満点。その前には
めちゃくちゃ強そうな7人がいるのですが大丈夫なんでしょうか。
ちなみに意味は「家の外には敵や苦難がいっぱい」
6枚目は「ぼたもちで尻をたたかれる」
絵がシュールを通り越して完全に見ちゃいけないものみたいになっています。
「はい、じゃあたたきますよ~」みたいな顔の女性の手にはぼたもち。
そして尻を丸出して待ってる男性はなぜか笑顔。カオスです。
こんなわけのわからないことわざ実在するのか!?と思ってしまいますが
「棚からぼたもち」と似たような意味のことわざで実在したようです。
7枚目は「かべに馬をのりかける」
無茶しすぎです。馬も困惑してることでしょう。
意味は「なにも考えず強引に行動を起こし無茶をする」だそう。
意味を知るとなるほどと納得してしまいます。
カベの下のほうにひび割れがあるのが、リアルでいいですね。
国語の教科書の挿絵にも使えそうなユーモラスなことわざ絵、
作者は#歌川広重 の弟子、#二代目歌川広重 です。
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