鳴海まさのり

【「自分は車やから困らんけど…。」では終わらない。】

この投稿を見てくださっている人(SNSに触れている人)の多くは、自分で運転できる方でしょうか?
公共交通の問題のほとんどが運転できない方々を困らせるものです。
自分で運転できる人には気付きにくい、交通の問題があります。

京丹後市は500㎢の面積をもつ、大きな自治体。
そのなかで、効率や市民ニーズなどから行政サービスも民間サービスも一定の地域に集約しています。

それは住民の居住も集約傾向にあるからですが、とはいえ全員が峰山や大宮の集積地域への引越しをするわけもなく、基本的にはいま居住しているところでのある程度の暮らしが担保される必要もあると思います。

その中で重要なのは、さまざまな手段を使って、自分の意思で移動できるかどうかということだと思います。
ひとつは自家用車ですが、これを使えるのはまさに「強者」。大人になるまでは権利がなく、高齢になると手放さざるを得ない。
実は経済的な強さも健康的な強さも求められるもので、自分がいま運転できるからといって、将来にわたって運転し続けるとは考えにくいです。

とすれば、自家用車以外の交通手段を「どうやって住民として守り育てていくか」ということが今重要なまちづくりの問いなのかなと思っています。

大谷大学社会学部のコミュニティデザイン学科のプロジェクトチームは、モビリティ政策の「先進地」として京丹後市を拠点にフィールドワークをされています。
その中で積み上げた「京丹後の交通政策の深み」をすごろくに落とし込み、オープンキャンパスなどで披露しているとのこと…!

この度、もっと広く意見を知りたいとのことで、京丹後市の住民のみなさんを対象に交通すごろく体験会を実施するそうです。
一緒に京丹後の暮らしを守るアクションに参加しませんか?
どなたでもご参加できます!
参加予定の方は一声かけてくださると運営的にはとてもありがたいです!

日時:8月18日(日) 14:00〜17:00
場所:アミティ丹後 和室

1 year ago | [YT] | 4