鳴海まさのり

【成長したかった2024】

2期5年を市議会議員として活動させていただくなかで、
「どんなまちづくりを目指してるの?」
「どんな政策が進んだの?」
「今後はどんな活動をするの?」
などをはじめ、「具体的なことを評価し報告してほしい!」
というご意見を伺ってきました。

市の政策は市役所や市長、教育長の実績であり、議員は直接執行する権限がありません。
そのため議員として「これが実績だ!」と発信することは誤解を招くかもしれません。
ですが自分が議員として、どういった課題認識を持ち、市の政策をどのように評価するのか、今後どんな提案をするのか、などはきちんとお伝えしたく改めて整理いたしました。

今季の活動報告も見ていただき、議員としての仕事を評価していただきつつ、
「もっとこうしてほしい!」「こんなことしてほしい」
というお声をいただき、よりよい議員活動につなげたいです。
議員になる前からの課題認識として、教育、子育て、自然環境、まちづくり政策を軸に活動してきましたが、今後は加えて経済・産業や、交通インフラ、孤独対策など、政策立案できる幅を広げたいと思っています。
引き続き、どんなことでもご意見、ご提案ください。

2024年 京丹後市は市政発足20周年を迎えました。
これまでを振り返ることも大切です。しかし、これから先の数年は今までより一層、直面する課題は深刻です。
例えば人口構造の問題。
2040年には、人口は3.5万人、後期高齢化率30%、そしてその時の京丹後市民の人口のボリュームゾーンは90代の女性になると推計されています。
現役世代の割合が大幅に下がっていくことで、地域のさまざまな機能が「今のままでは」維持できなくなるでしょう。すでに、若い人たちは消防団や祭、各種の役員などの「今の」自治活動に限界を感じています。
仕組みとしての「今のまま」を変えていくことで、元気な地域を創っていく必要があります。
そのためには、市をあげた議論が必要であり、多様な市民のみなさまの声を背負って市議会で議論することが不可欠だと痛感します。

~それでも京丹後のまちづくりは面白い~
上記のように京丹後市がまちづくりの難易度が高いまちであることは受け止めたうえで、それでも京丹後市のまちづくりが面白いということも声を大にして言いたいと思います。
このまちには、都会みたいなものはないかもしれません。しかし、都会にはないものがたくさんあります。
海、里山、食、星、歴史。そして、顔の見える関係性と、困ったときに頼りあえる人と人のつながり。なにかやってみたいと思ったときに応援しあえる仲間がいること。みなさんの周りでもどなたかの顔が思い浮かぶのではないでしょうか?
もちろん後ろ指をさされることもありますが、その声よりも励まし合える声が大きいのが、京丹後市のまちづくりの強さだと信じています。
2025年も引き続き頑張ります!

9 months ago | [YT] | 3