鳴海まさのり

[公営プールの整備を求めて]

12月20日に12月定例会が閉会しました。
その中で、プールに関して一般質問いたしました。
私は、以下の前提に立っています。
・学校でのプール授業は京丹後の子どもたちの命を守る活動として重要
・市内学校プールは老朽化により更新時期を迎えている
・膝や腰への負担から、プールでの運動なら可能という方もおられる
・静の里は便宜上、温泉と合わせて観光振興課が所管しているが、プールの利用実態は教育、健康増進活動がメイン

そういったなかで、現行の静の里を観光活用の観点として廃止、撤去するとしても、教育、健康増進活動を支える新たなプールが必要と考えています。
そこで、市には総合的な財政負担も考慮し、最適な方法を選択できるように検討していただきたいという立場です。
以下、質問のやりとりの一部になります。
本編はYouTubeにもアップします。ご覧いただけると幸いです。

問 静の里は4月以降どうなるのか。
市長 観光立市推進会議から撤去すべきと提言を受けたが、市の対応はまだ検討中。

問 廃止した場合の健康活動への影響は。
市長 他の民間施設を活用いただきたいが、不便も起こる。どんな支援が可能か精査し、3月議会には示す。

問 静の里へ必要な設備投資がなかったが故に、利用者が減りさらに財政を圧迫させたのではないか。
市長 合併来、修繕費や工事費で約3億円かけてきた。みなさんに納得いただけるように努力を尽くしたい。

問 学校プールの維持も課題。将来の学校プールの改修費と水泳授業の意義をどのように認識しているか。
教育長 故障した網野北小と同時期に設置したプールの更新費が11校約16億円と試算する。プール授業は命を守る術を伝える重要な教育活動。

問 他の立地での整備も含め、最低限の財政負担で学校授業でも市民も使えるプール整備を検討すべきだ。
教育長 プールの効果は理解する。問題意識を持って向き合うが、多額の費用はかかる。

10 months ago | [YT] | 1