オガトレ

【10/8 “息を吐く”から、じぶんを整える】

 なんだか焦っているとき、うまくいかないとき。
 たいてい僕たちは、気づかないうちに呼吸が浅くなっています。

 呼吸は、自律神経に影響を与えられる、数少ない“自分で整えられる動き”。
 だからこそ、呼吸を整えることは、心を整えることにもつながります。
 中でも大事なのは、“吸う”よりも“吐く”ほう。
 ゆっくりと息を吐くことで、交感神経の緊張がやわらぎ、
 副交感神経が働きやすくなることが分かっています(Jerath et al., 2015; Russo et al., 2017)。

 ポイントは、無理に深く吸おうとしないこと。
 息を吐ききったあと、体が自然に“吸いたい”と思うまで待つ。
 そうすると、呼吸がだんだん“生きているリズム”に戻っていきます。

 僕も最近、作業に集中しているときほど息が浅くなりがちで、
 あえて一度パソコンから離れて「ふーっ」と長く吐くようにしています。
 すると、心の中にあった小さな力みまで一緒に抜けていく気がするんです。

 今日は、“吸う”よりも“吐く”を意識してみてください。
 焦っているときほど、ゆっくりと息を吐く。
 そうやって深い呼吸を取り戻しましょうね。

 ではでは、今日も一日じぶんを大切に。ご自愛くださいね。じゃあね。

3 days ago | [YT] | 484