山平和尚の説法チャンネル

【嫌いな親との付き合い方】

みなさん、おはようございます！

山平和尚のYouTubeディレクター、野田ユウキです。

この記事では、山平和尚のご法話の中から「嫌いな親との付き合い方」についての気づきをお届けします。

【嫌いな親との付き合い方】

質問

「親のことをどうしても好きになれません。
できることなら関わりたくないとも思ってしまいます。
それでも親子の縁を切ることはできないと思うのですが、
こうした親とどう向き合っていけばよいのでしょうか？」

山平和尚の回答

親子の縁は「切れない縁」。

たとえどんな親であっても、親子という関係は「腐れ縁」であり、
他人とは違って完全に切ることができない縁です。

細胞レベルでつながっている親との関係は、どこかで関わり続けざるを得ないのです。

だからこそ、嫌いな親との関係も「一生かけて学び合う関係」として受け止め、
どう付き合っていくかを考える必要があります。

比べることで苦しみは増える。

他人の家族と比べてしまうと、「仲の良い親子」が正解のように思えて苦しくなるかもしれません。
しかし、家族のかたちは人それぞれ。

「うちはうち」と、自分たちの関係性に目を向けることが大切です。
比べるのをやめることで、ようやく自分の親子関係にある“意味”に気づくことができます。

苦しみを経験した人だからこそ、与えられる役割がある。

虐待や放置、愛されなかった記憶――
それらは確かに深いトラウマを生みますが、
その苦しみを知っているからこそ、誰かを助ける力を持てるようになるのです。

「自分はこんなことをされた。だからこそ、他の子どもには同じ思いをさせたくない」。
そういう気づきが、自分を癒し、結果として親を“許す”ことにもつながっていきます。

「理解」が始まり、「許し」へと向かう。
虐待する親にも、虐待せざるを得なかった理由があるかもしれません。

それを無理に肯定する必要はありませんが、
「なぜあの人はそうなったのか」と想像することができるようになったとき、
初めて“理解”が生まれ、“許し”という次のステップへと進むことができるのです。


まとめ

親子の縁は、一生続く深い学びの関係ですね。
比べず、逃げず、「今の自分」をしっかりと見つめ直し、他人と比べることなく
自分のペースで向き合っていくことが大切なようです！

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引き続き、山平和尚説法チャンネルをよろしくお願いいたします！

7 months ago | [YT] | 60