日本史の余談ですが
コンパクトミラーを見る女性。こちら決してコラ画像ではありません。ちゃんとした#喜多川歌麿 の美人画です。#江戸時代 の鏡というと、丸くて金属製のものをイメージしますがなんと、こんな今っぽいコンパクトミラータイプも存在していました。名前は「びいどろかがみ」。その名の通り、ガラス製の鏡です。ガラス製の鏡がはじめて日本に持ち込んだのは、かの#フランシスコ・ザビエル だとか。つまり、#戦国時代 にはすでにガラス製の鏡が日本にあったんです。画像2枚目は戯作者・#山東京伝 の本に紹介された「唐物硝子鏡」。大きさは、たて8センチ、よこ5センチほど。コンパクトです。この文章によると「近頃江戸市中で売られているびいどろかがみは、こんな感じの唐物(舶来品)をマネてつくったものだろう」とあります。江戸時代後期には、コンパクトミラータイプの鏡も販売されていたようです。が、主流はやはり伝統的な金属製の丸い鏡だったようで、ガラス製の鏡が主流になったのは#明治時代 だそうです。(『名所腰掛八景』喜多川歌麿)※画像1・3枚目(『歴世女裝考』岩瀬百樹(山東京伝の本名))
6 days ago | [YT] | 341
日本史の余談ですが
コンパクトミラーを見る女性。
こちら決してコラ画像ではありません。
ちゃんとした#喜多川歌麿 の美人画です。
#江戸時代 の鏡というと、丸くて金属製のものをイメージしますが
なんと、こんな今っぽいコンパクトミラータイプも存在していました。
名前は「びいどろかがみ」。
その名の通り、ガラス製の鏡です。
ガラス製の鏡がはじめて日本に持ち込んだのは、かの#フランシスコ・ザビエル だとか。つまり、#戦国時代 にはすでにガラス製の鏡が日本にあったんです。
画像2枚目は戯作者・#山東京伝 の本に紹介された「唐物硝子鏡」。
大きさは、たて8センチ、よこ5センチほど。コンパクトです。
この文章によると「近頃江戸市中で売られているびいどろかがみは、こんな感じの唐物(舶来品)をマネてつくったものだろう」とあります。
江戸時代後期には、コンパクトミラータイプの鏡も販売されていたようです。
が、主流はやはり伝統的な金属製の丸い鏡だったようで、
ガラス製の鏡が主流になったのは#明治時代 だそうです。
(『名所腰掛八景』喜多川歌麿)※画像1・3枚目
(『歴世女裝考』岩瀬百樹(山東京伝の本名))
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