行列のできるCFO 公認会計士いのちゃん先生

顧問税理士は教えてくれない!優秀な会計士は高額で雇えないという中小企業に対して、YouTube上のCFOとして昨日よりも賢くなるお金にまつわる情報発信をしています。

♦井下佳郎プロフィール

1989年、兵庫県生まれ大阪府在住。株式会社ウェルティイノベーション代表取締役/井下公認会計士税理士事務所代表。
独立当初、税理士業務を行っていたが、税務顧問だけでは顧問先の財務体質は改善されないことに疑問を持ち、公認会計士の知見を活かした財務コンサルに転身。
累計80社以上の資金繰りを改善している。

特に補助金業務とSNSマーケティングに圧倒的な強みを持つ。

高難易度の事業再構築補助金では、関西エリア公認会計士採択件数1位であり、累計採択額は10億円超に上る。
SNSは総フォロワー10万人超であり、オーガニック集客でセミナー参加者延べ4,000名超の実績を有する。

年間8,000件以上の補助金助成金の情報を無料で提供するLINE公式アカウント「AI補助金ラボ」を運営し、広告費ゼロでユーザー数3万人超にご登録を頂いている。

補助金の専門家として毎日新聞に掲載。

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行列のできるCFO 公認会計士いのちゃん先生

【事業を継続すべきか撤退すべきかの判断基準】

今の事業を継続すべきか撤退すべきかで悩んでいませんか?

多くの経営者が、現在の事業が不調だからと新規事業に大きな投資をしたがりますが、その判断には明確な根拠がないケースが目立ちます。

そこで、今回は事業を継続すべきか撤退すべきかの判断基準について解説します。



【やるべきことはすべてやったか】

事業がうまくいかない原因は、戦略ではなく「やるべき基本行動の未実行」である場合が多いです。

集客・リピーター施策・単価アップ・コスト削減など、実行すべきことを全てやりきったかを問い直すことが、継続判断の第一歩になります。



【悪い赤字かどうか】

赤字を理由に即時に撤退を判断するのは早計です。

赤字事業が他の黒字部門の固定費をカバーしていたり、広告的な役割を果たしている場合、全体では利益貢献している可能性があります。

単体収支だけでなく、全社視点・相乗効果も踏まえて冷静に判断することをおすすめします。



【事業に未来はあるか】

継続の判断には将来性の見極めが重要です。

商品のライフサイクルには「問題児」「花形」「金のなる木」「負け犬」があり、成長段階や市場環境に応じて対応は異なります。

特に「問題児」は将来的に「花形」に育つ可能性があるため、即断は避けることをおすすめします。



【戦う場所は合っているか】

また、事業の将来性を判断するには、ライフサイクルでの分類に加えて、時代のトレンドとの整合性も重要です。

衰退市場や追い風に逆らう業種は撤退も選択肢となるからです。

このように、自社の強みが活かせる「戦う場所」を見極めることも、事業の成功に不可欠です。



【まとめ】

新規事業に飛びつく前に、既存事業を見直すことが重要です。

継続や撤退の判断には「やるべき行動をやりきったか」「赤字の意味」「将来性」「強みを活かせているか」などを冷静に検討してみてください。

詳しい解説は↓
https://youtu.be/BTcfGoeIDnw

1 week ago | [YT] | 2

行列のできるCFO 公認会計士いのちゃん先生

【やってはいけない保証協会付き融資の使い方と出禁になる3つのケース】

保証協会付き融資で3つのNG行為をしていませんか?

ある社長が保証協会付き融資で得た運転資金を車の購入に使おうとしていたところ、専門家から「それは絶対NG」と注意を受けました。

多くの経営者が融資の使い道やルールを十分に理解しておらず、知らずに「保証協会から出入り禁止」になるリスクを抱えています。

そこで、今回は「やってはいけない保証協会付き融資の使い方と出入り禁止になる3つのケース」について解説します。



【保証協会との付き合いが重要である理由】

保証協会の保証がなければ、金融機関からの融資は極めて困難になります。

中小企業にとって融資の多くは保証協会付きであり、出入り禁止となれば資金調達の道が断たれます。

出入り禁止になる行為には、融資目的外の資金使用、他者へのまた貸し、借入金で他の融資を返済する救済振替えなどがあります。

これらは信頼関係の崩壊を招き、保証協会・金融機関双方からの信用を失います。



【不正が発覚する理由】

保証協会からの融資で不正がバレる理由は、通帳や決算書で資金の使途や流れが一目瞭然だからです。

不正な「目的外使用」「また貸し」「救済振替」などは帳簿に痕跡が残り、調査で即発覚します。

銀行の提案で行ったとしても責任は経営者にあり、信頼喪失のリスクを負うことになります。

借換は許可を取れば問題ありませんが、事前申告なしの行為は絶対に避けるべきです。



【まとめ】

保証協会からの出入り禁止を招く3行為は「目的外使用」「また貸し」「救済振替」です。

中小企業にとって保証協会との関係は資金調達の生命線ですので、その関係を壊してしまわないよう、これら3行為は絶対にしないことを強くおすすめします。

詳しい解説は↓
https://youtu.be/ZufgkeaESGc

1 week ago | [YT] | 5

行列のできるCFO 公認会計士いのちゃん先生

【今すぐ信用金庫から資金調達をしないと、将来借りられなくなるかもしれません】

あなたの会社は資金が十分にありますか?

信用金庫など地域金融機関との融資審査が、2026年度から大幅に厳しくなる見通しです。

そこで、今回は金融庁の最新動向と、今やるべき資金調達の戦略について解説します。



【金融庁の最新方針】

2026年度から、金融庁は信用金庫・信用組合への監督体制を強化し、融資審査が銀行並みに厳格化される方針です。

これまで地域貢献を重視して柔軟な融資を行っていた信用金庫も、経営の健全性がより重視されるようになります。



【審査を厳しくする理由】

信用金庫で不正融資が発覚した事例(いわき信用組合による248億円規模の不正)が引き金となり、金融庁は「信用金庫にも不正が潜んでいる可能性がある」として、監督体制の強化を決定しました。

これにより従来の“性善説”から“性悪説”へと姿勢を転換し、今後はより厳しい審査と監視が行われる見通しです。



【日銀の利上げ】

日銀の利上げにより、信用金庫など金融機関が保有する過去の低金利国債に含み損(評価損)が発生し、財務体質が悪化するリスクが高まっています。

経営体力が低下すれば、不正融資などの問題が起きやすくなるため、金融庁は審査や監督を強化する方針を示しました。



【経営者が取るべき策】

金融庁による信用金庫等への監督強化が2026年度から始まるため、今はまだ審査が比較的緩やかな「猶予期間」です。

この時期に借入を行うことで、今後の金利上昇や審査厳格化に備え、手元資金を厚くすることができます。



【まとめ】

2026年度から信用金庫・信用組合の融資審査が厳格化される見通しです。

背景には、金融庁が監督人員を増員する方針と、岩手信組の不正や日銀の利上げによる影響があります。

今のうちに借りられる資金は確保しておくことをおすすめします。

詳しい解説は↓
https://youtu.be/aB-pzfmnqA8

1 week ago | [YT] | 5

行列のできるCFO 公認会計士いのちゃん先生

【潰れる会社と儲かる会社の決定的な違い】

「なぜあの会社は儲かっているんだろう」と疑問に思ったことはありませんか?

2025年上期の企業倒産件数は12年ぶりに5,000件を超え、3年連続で増加傾向にあります。

特に倒産企業には共通する特徴が見られ、その傾向は年々強まっています。

一方で、同じ環境下でも過去最高益を出している企業も存在し、その違いに注目が集まっています。

そこで、今回は「潰れる会社と儲かる会社との違い」について解説します。



【潰れる会社と儲かる会社との違い】

■目標や戦略

倒産する企業と最高益を出す企業の違いは「明確な戦略と目標の有無」です。

多くの倒産企業は戦略なしに経営を進めています。

一方、成功企業は「やること・やらないこと」を明確に定め、自社の強みに集中し、実際に戦略を文書化している企業は全体の1〜2割程度にとどまります。



■仕組みづくり

少人数でも高い生産性を出すための「仕組み作り」が重要です。

儲かる会社は、社長や熟練社員に依存せず、IT活用やマニュアル整備、省力化投資で業務を自動化・効率化しています。

国の補助金制度も活用できる今こそ、経営の仕組み化に取り組む好機です。



■自社の状況を見ている視点

倒産を防ぐには、売上や利益だけでなく、現金の流れ(資金繰り)を重視すべきです。

多くの経営者は資金管理が甘く、黒字倒産のリスクを抱えています。

今後は金利上昇や融資審査の厳格化も見込まれるため、現状と将来のキャッシュフローを見える化し、資金繰り管理を徹底することを強くおすすめします。



【まとめ】

2025年上期の倒産件数は5000件を超え、小規模・財務体力のない企業の倒産が急増しています。

一方で、戦略や計画を持ち、業務の仕組み化やキャッシュフロー管理を徹底している企業は好調を維持しています

詳しい解説は↓
https://youtu.be/XFpr9SMeCFw

1 week ago | [YT] | 1

行列のできるCFO 公認会計士いのちゃん先生

【赤字でも融資してもらう秘策】

日本では、約7割の企業が赤字とされていますが、それでも倒産せずに存続しているケースが多くあります。

そこで、今回は赤字でも融資を受けられる会社の特徴について解説します。



【「赤字=融資不可」ではない】

融資では「返済能力があるか」を重視します。

具体的には、減価償却費を含めた「実質的なキャッシュ(消却前利益)」から借入返済額を差し引いてプラスかどうかを見ます。



【赤字でも融資を受けられる会社の特徴】

■先行投資型の赤字

銀行は設備や人材への投資など、将来性のある赤字には理解を示すため、計画を明確に示すことで融資の可能性は十分にあります。



■一過性の赤字

役員退職金の支払いや、災害による特別損失など、毎年発生するものではない支出であれば、翌年の回復が見込まれるため、融資への悪影響は少ないと言えます。



■戦略的な赤字

節税のために、決算賞与や福利厚生(共済・保険など)で利益を圧縮し赤字となる企業も多いですが、これらは従業員のモチベーション向上や将来の資産形成を目的とする正当な支出であれば問題視されません。

ただし、マイニングやドローンなど実態のない節税商品は評価を大きく下げるため避けるべきです。



【赤字でも融資を受けるためには】

赤字でも融資を受けるには、「なぜ赤字なのか」「返済に支障がない理由」を金融機関に明確に説明することが重要です。

決算書だけでなく補足資料や将来のキャッシュ予測も紙で提出し、含み益や解約返戻金などの資産も伝えることをおすすめします。

経営改善計画を示し、数字で黒字化の見通しを立てることが評価につながります。



【まとめ】

赤字だから融資が受けられないのではありません。

戦略的な赤字や節税をしている場合でも、金融機関に文書で丁寧に説明し、資金繰り表や改善計画を示せば評価は大きく変わります。

詳しい解説は↓
https://youtu.be/C-vy-ka2t38

1 week ago | [YT] | 1

行列のできるCFO 公認会計士いのちゃん先生

【オンライン税務調査が増える理由と注意点】

税務調査といえば、調査官が訪問するイメージが強いですが、今後はオンライン調査が主流になり、件数が大幅に増加する可能性が高いため、今回は「オンライン税務調査が増える理由と注意点」について解説します。



【オンライン税務調査が増える理由】

オンライン税務調査は、2022年に大企業を対象に始まり、2023年には資本金1億円以上の企業へも対象が拡大しましたが、調査効率や評判の良さから、今後は中小企業や個人事業主にも拡大し、さらに普及が進む見通しです。



【対面の税務調査との違い】

対面とオンラインの税務調査にはそれぞれメリット・デメリットがあります。

納税者側は、オンライン調査により心理的負担や拘束時間の軽減が期待できますが、データ化の手間や意思疎通の齟齬といった課題もあります。

一方、税務署側は調査効率が向上し、若手調査官のサポートも容易になりますが、現場確認ができず、不正の発見が難しくなる可能性もあります。



【AIでどのように選定するのか】

AIは決算数値の乖離や過去の不正パターンと比較することで、高精度で調査対象企業を選定しています。

税務調査官によると「脱税はバレているが金額が小さいから動いていない」とのコメントもありましたが、今後はオンライン調査の普及により調査件数が増加し、見逃されていた不正も摘発されやすくなります。



【脱税の兆候とは】

■数字の不自然さや形式的な不備がある申告書(「売上が毎年999万円」「利益率が急変」「原価率が異常」など)

■現金商売での売上除外や申告書の記載もれ

こうした傾向はAIによって高精度で検知されてしまいます。



【まとめ】
オンライン税務調査は今後拡大が予想されますので、メリット・デメリットを知った上で、適切に対応できるように準備することをおすすめします。

詳しい解説は↓
https://youtu.be/8iGnhEsb0nQ

1 week ago | [YT] | 5

行列のできるCFO 公認会計士いのちゃん先生

【日当で節税するために出張旅費規程を適当に作ると最悪の事態になります】

適当に出張旅費規程を作っていませんか?

出張旅費規程を活用した節税は、出張の多い経営者にとって非常に効果的で、個人へ無税で資金移動も可能です。

ただし、節税ばかりを重視すると、資金繰り悪化や税務調査リスク、従業員の不満など会社存続に関わる問題も生じかねません。

そこで、今回は「出張旅費規程による節税の効果とリスク」について解説します。



【税務調査否認】

日当を不相当に高額に設定すると、税務上否認されるリスクが高まります。

また、社長だけに支給されるなど不公平な運用や、家族旅行など業務と無関係な出張も問題となります。

証拠の保存も必須です。規定を守り、実態に即した運用を心がけることが重要です。



【資金繰り悪化】

出張旅費規程による節税は法人の現金を用いて非課税で日当を支給できる利点がありますが、過度な支給は資金繰りを悪化させます。

特に従業員にも公平に支給する必要があり、社長だけでなく社員の日当も積み重なると、経費が増大し会社の財務を圧迫します。



【従業員の不満】

出張日当は非課税のため、出張回数が多い従業員は手取りが増えやすく、少ない人との間で不公平感が生まれます。

これが社員間の不満や対立を招き、組織全体のモチベーションや生産性の低下につながる恐れがありますので、公平性への配慮が必要です。



【法的な有効性】

出張旅費規程は10人以上の従業員がいる会社では就業規則に含まれ、労働基準監督署への届出が義務です。

届出を怠ると規程が法的に無効と判断され、税務調査で否認されるリスクもあります。



【まとめ】

出張旅費規程による節税には、税務調査で否認されるリスクや、従業員への支給が増えることで資金繰りが悪化する可能性があります。

また、出張の有無で手取りに差が出て不満が生じたり、労基署への届出がなければ規定が無効となる恐れもあります。

詳しい解説は↓
https://youtu.be/sb-J2lWIXp4

2 weeks ago | [YT] | 1

行列のできるCFO 公認会計士いのちゃん先生

【最低賃金引き上げに伴ってもらえる助成金の話】

最低賃金引き上げに伴ってもらえる助成金をもらっていますか?

今年10月から最低賃金が全国平均で1,118円に引き上げられ、前年比63円・約6%の上昇で過去最大の上げ幅となるため、最低賃金付近で多くのパートやアルバイトを雇う中小企業にとって大きな負担です。

そこで、今回は最低賃金引き上げに伴って受けられる助成金制度について解説します。



【業務改善助成金】

業務改善助成金は、従業員の賃上げと生産性向上のための設備投資やコンサル費用に対して支給される制度で、最大100万円以上の補助も可能です。

ただし、助成対象とするには最低賃金引き上げを法改正前日までに実施し、就業規則等で明記する必要があります。



【キャリアアップ助成金(賃金規定等改定コース)】

キャリアアップ助成金(賃金規定等改定コース)は、パートや非正規社員の基本給を3%以上引き上げ、規定に明記・適用した場合に支給される制度です。

1人あたり最大6万5千円が助成され、10名で65万円も可能です。

ただし、原則として全パート対象であり、計画書作成も必要となります。



【働き方改革推進支援助成金】

働き方改革推進支援助成金は、賃上げに加えて労働時間削減や有給取得促進などの取り組みを行う企業に支給されます。

コンサル費用や効率化設備の導入費も対象で、取り組み内容や投資額に応じて最大25万~550万円が助成されます。



【人材開発支援助成金】

人材開発支援助成金は、リスキリングや業務改善を目的とした訓練や設備導入に対して支給される人気の助成金です。

賃上げを5%以上行えば最大287万5千円支給され、例えばAI研修など10時間以上・10万円以上の訓練後に賃上げを実施すれば1人7万円の助成も受けられます。



【まとめ】

助成金を活用することで、最大で数百万円以上の差が生まれる可能性もあるため、早めの対応をおすすめします。

詳しい解説は↓
https://youtu.be/tov1eQWci-8

2 weeks ago | [YT] | 5

行列のできるCFO 公認会計士いのちゃん先生

【建設業の倒産ラッシュが深刻。生き残る方法はこれ】

2025年上期、倒産件数は全体で2.4%増加しましたが、特に建設業は前年比7.5%増と急増しています。

そこで、今回は建設業の倒産急増の背景と今後の生き残り戦略について解説します。



【建設業 倒産急増の背景】

2025年上期、建設業の倒産件数は前年同期比7.5%増の986件となり、過去10年で最多を記録しました。

背景には、ウクライナ情勢以降の資材・人件費の高騰(平均25%増)や、コロナ融資の返済開始による資金難が挙げられます。

加えて、残業時間の上限規制による人手不足、職人の高齢化(55歳以上が36%、29歳以下は12%)が深刻で、外注依存や連鎖倒産のリスクも高まっています。

さらに、社長の平均年齢が61歳と高齢化しており、後継者不足により黒字でも廃業に至るケースが増えています。



【生き残る方法】

中小建設業が生き残るには、まず「どんぶり勘定」を改め、1件ごとの工事に対して正確な原価管理と利益予測を行うことが重要です。

また、安売りによる価格競争から抜け出し、専門性を高めて「◯◯といえばうち」と言えるポジションを確立するブランディングも不可欠です。

さらに、職人や資材を“待つ経営”ではなく、補助金活用や後継者対策など、未来を見据えた攻めの行動が求められます。5年後を見据えた実践こそが、生き残りの鍵となります。



【まとめ】

建設業の倒産・廃業が前年比7.5%増加しています。

原因は資材高騰、人手不足、後継者不在などの構造的問題です。

対応策としては、原価を把握する「どんぶり勘定」からの脱却、安売り受注の回避、ニッチ分野でのブランディング強化が重要です。

さらに、補助金の活用もおすすめです。

詳しい解説は↓
https://youtu.be/zuGla3K_xhg

2 weeks ago | [YT] | 2

行列のできるCFO 公認会計士いのちゃん先生

【なぜGoogle、Amazon、Appleは株式会社ではなく合同会社なのか】

あなたの会社は株式会社ですか?合同会社ですか?

会社設立時に選ばれることの多い株式会社ですが、GoogleやApple、Amazonの日本法人は合同会社として登記されています。

そこで、今回は「なぜ世界的企業が合同会社を選ぶのか」について解説します。



【合同会社と株式会社の違い】

株式会社は設立費用が高い一方で社会的信用が高く、重要事項は株主が決定します。

一方、合同会社は設立費用が安く、所有と経営が一致し意思決定が迅速ですが、信頼性に欠けるというイメージがあります。

世界的企業が合同会社を選ぶ主な理由は、税務上のメリットです。



【パススルー課税】

合同会社が税金対策として選ばれる理由の一つに、アメリカの税制で適用される「パススルー課税」があります。

これは法人自体に課税せず、出資者個人に課税する仕組みで、赤字時にグループ全体の税負担を軽減できます。

ただし、日本では課税対象となるため、必ずしもすべてが節税になるわけではありません。



【タックスヘイブン】

タックスヘイブン税制では、税率の低い国に利益を移し税負担を軽減する行為を防ぐ仕組みが整えられています。

ただし、子会社が事業実態を持ち、日本法人がその傘下にあれば、税制の対象から除外されるケースもあります。

今回のような構造を用いることで、大企業は合法的にグループ全体の税負担を抑えている可能性があります。



【まとめ】

GoogleやAppleなどが合同会社を選ぶ理由として、節税策(パススルー課税やタックスヘイブン)がありますが、一般企業が同様の手法を用いるのは非常にリスクが高いです。

国税庁は厳しく監視しており、形式だけの節税は追徴課税の対象になる可能性があります。

そのため、節税目的での模倣は慎重にすることをおすすめします。

詳しい解説は↓
https://youtu.be/OFmB5iawiLU

2 weeks ago | [YT] | 3